空を歩く

(まよいつづけるゆびじゃなんにもつかめなくてつみきがくずれたごぜんよじ)

迷い続ける指じゃなんにも掴めなくて　積み木が崩れた午前4時

(はるかかなたのひかりうつむいてめをそらしたらじぶんのかげにすらわらわれるから)

遥か彼方の光　俯いて目を逸らしたら　自分の影にすら笑われるから

(つごうがわるくなればいつもすぐににげだしていたそんなじぶんにはもうさようなら)

都合が悪くなればいつもすぐ逃げ出していた　そんな自分にはもうさようなら

(あなたにはみつけられないものがこのせかいにはあふれかえっているけど)

あなたには見つけられない物がこの世界には溢れかえっているけど

(あかないまどをこわしてあけることはいつだってそのきになればできるから)

開かない窓を壊して開けることはいつだってその気になればできるから

(もしまたじぶんのかげにおいつかれておびえるぼくにきづいてくれたら)

もしまた自分の影に追いつかれて　怯える僕に気づいてくれたら

(そっとそばにいてただそれだけできっとぼくら)

そっとそばに居て　ただそれだけできっと僕ら

(あのひかりをみつめていけるはず)

あの光を見つめていけるはず

(たのしいからわらっているかなしいからないている)

楽しいから笑っている　悲しいから泣いている

(あたりまえのようなくらしのなかで)

当たり前のような暮らしの中で

(たのしいふりしてないてるかなしくてもわらっている)

楽しい振りして泣いてる　悲しくても笑っている

(そうやっていきているきみにであい)

そうやって生きている君に出会い

(きのうがきょうになってもきょうがきのうになっても)

昨日が今日になっても今日が昨日になっても

(きっとかわらないひびにさようなら)

きっと変わらない日々にさようなら

(ひとりではいきていけないことがいつでもこわくてしかたがなくて)

独りでは生きていけないことがいつでも怖くて仕方がなくて

(こわれたまどのそとのけしきをみるたったそれだけのことができなかった)

壊れた窓の外の景色を見る　たったそれだけのことができなかった

(いつしかはるかなじかんのさきでほほえむえがおがいめーじできたら)

いつしか遥かな時間の先で微笑む笑顔がイメージできたら

(ずっとそばにあるかなしみのつみきをくずしてもつみあげてきたじかんはきえない)

ずっと側にある哀しみの積み木を崩しても積み上げてきた時間は消えない

(ぼくらにはみつけられないものがこのせかいにはあふれかえっているけど)

僕らには見つけられない物がこの世界には溢れかえっているけど

(あかないまどをこわしてあけることはいつだってそのきになればできるのに)

開かない窓を壊して開けることはいつだってその気になればできるのに

(ひとりではいきていけないことがいつでもこわくてしかたがなくて)

独りでは生きていけないことがいつでも怖くて仕方がなくて

(こわれたまどのそとのけしきをみるたったそれだけのことができなかった)

壊れた窓の外の景色を見る　たったそれだけのことができなかった

(もしまたじぶんのかげにおいつかれておびえるきみにきづけたときには)

もしまた自分の影に追いつかれて　怯える君に気づけた時には

(そっとそばにいるただそれだけできっとぼくらあのひかりをみつめていけるはず)

そっと側に居る　ただそれだけできっと僕ら あの光を見つめていけるはず