贄の風采

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歌詞(問題文)
(ぼくはもうどこにもいけない)
ボクはもう 何処にも行けない
(ついえるそのときをおそれ)
終(つい)える その時を恐れ
(みおくってしあわせなきもちのまま)
見送って?幸せな気持ちのまま
(あのほしがまたたくまで)
あの恒星(ほし)が瞬くまで
(かけたうつわのはしからこぼれる)
欠けた器の端から零れる
(もうのこりすくないみず)
もう、残り少ない水
(ひからびるのをだまってみていた)
干からびるのを 黙ってみていた
(まるでこいのおわりのように)
まるで恋の終焉(おわり)のように
(つながらないまましらされないままだったならと)
繋がらないまま、知らされないままだったなら、と
(くやむけれど)
悔やむけれど
(ゆずってよきょうこのよるだけ)
譲ってよ 今日この夜だけ
(にじむつきがとおくなって)
滲む月が 遠くなって
(おちてゆきたいやっとてにいれた)
堕ちて往きたい やっと手に入れた
(ふじゆうなあいとひきかえに)
不自由な愛と引き換えに
(おともたてずにこえさえあげずに)
音も立てずに 声さえ上げずに
(せまってくるそのやみを)
迫って来る その闇を
(もっとそれよりふかいしっこくに)
もっと、それより、深い漆黒に
(とらわれるそこでまっている)
囚われる箇所(そこ)で待っている
(どんなかおしてみだされるこきゅうのはざまにまぎれこめば)
どんな表情(かお)して 乱される呼吸の狭間に紛れ込めば…
(まぼろしにかえてしまったら)
幻に変えてしまったら
(とろけるようなこのいたみも)
蕩(とろ)ける様な この痛みも
(ぽっかりとうめられないあつさを)
ポッカリと 埋められない灼熱(あつさ)を
(のこしきえさってくきがして)
残し、消え去ってく気がして。
(そのまま)
そのまま。
(ゆずってよきょうこのよるだけ)
譲ってよ 今日この夜だけ
(にじむつきがとおくなって)
滲む月が 遠くなって
(とらわれのからだにきざまれた)
囚われの躯(からだ)に刻まれた
(あかしをのろっても)
痕(あかし)を呪っても
(ぼくはもうどこにもいけない)
ボクはもう 何処にも行けない
(ついえるそのときをおそれ)
終(つい)える その時を恐れ
(みおくってしあわせなきもちのまま)
見送って?幸せな気持ちのまま
(あのほしがまたたくまで)
あの恒星(ほし)が瞬くまで