イノセンス

(ふめいりょうなそんざいのぼくらかこにとらわれなげいた)

不明瞭な存在の僕ら　過去に囚われ嘆いた

(あいまいにみえたきょうかいせんのさきしんじつをさがしていた)

曖昧に見えた　境界線の先　真実を探していた

(きょこうにいろどられたひとのゆめのうらがわ)

虚構に彩られた　ヒトの夢の裏側

(あたえられたちからでおなじきずをせおうのか)

与えられた異能で　同じ傷を背負うのか

(ああきみがいたこのけしきにさよならをいうよ)

ああ　君がいたこの景色に　さよならを言うよ

(くろくけがれたせかいにぼくらのつみをふるえ)

黒く穢れた世界に　僕らの罪を振るえ

(さあきょぞうをあたえられしもののいずにかわれ)

さあ　虚像を与えられし者　残響に変われ

(こころもちしかれらのこうふくさえあればいいから)

心持ちし彼らの幸福さえあればいいから

(がれきにうもれたせかいのかたすみしついにのまれうれいた)

瓦礫に埋もれた世界の片隅　失意に呑まれ憂いた

(げんそうがつくったしんじつのさきまもるものをえらんだ)

幻想が創った　真実の先　守るものを選んだ

(こうさくするおもいがめいろをつくりあげる)

交錯する想いが　迷路を作り上げる

(つくりあげたりそうにむじひなけんをかざした)

作り上げた情景に　無慈悲な剣をかざした

(ああきみがいたこのけしきにさよならをいうよ)

ああ　君がいたこの景色に　さよならを言うよ

(くりかえされるひげきもぼくらのつみではらえ)

繰り返される悲劇も　僕らの罪で払え

(さあちからをあたえられしものいのちをふるえ)

さあ　異能を与えられし者　命を振るえ

(あきらめるなんてそんなことできるはずもないのだから)

諦めるなんてそんなこと　できるはずもないのだから

(ひざをかかえねむったひびはもうとおく)

膝を抱え眠った日々はもう遠く

(あたたかなばしょがこんなに)

暖かな場所がこんなに

(ああきみがいたけしきにさよならをいうよ)

ああ　君がいた景色に　さよならを言うよ

(くろくけがれたせかいにぼくらのつみをふるえ)

黒く穢れた世界に　僕らの罪を振るえ

(さあちからをあたえられしものいのちをふるえ)

さあ　異能を与えられし者　命を振るえ

(あきらめるなんてそんなことできるはずもないのだから)

諦めるなんてそんなこと　できるはずもないのだから