恋ひ恋ふ縁

(まこといじのわるいかみのしょぎょうか)

誠、意地の悪い神の所業か？

(きせきえにしたもとふれあうふしぎ)

奇跡？縁？　袂触合う不思議

(はなひとひらゆれてふいにやどってた)

花ひとひら揺れて　不意に宿ってた

(うなじほどいてくはるかぜ)

うなじ解いてく春風

(たわむれはそこそこに)

戯れはそこそこに

(こいてほどきしてくだしゃんせ)

恋手ほどきしてくだしゃんせ

(ゆげにほんのりほほそめて)

湯気にほんのり頬染めて

(よかぜにねがう)

夜風に願ふ

(いざ)

・・・いざ！！

(ちょうとまいはなとなりて)

蝶と舞ひ　花となりて

(きぬをみだしてはらいましょう)

衣を乱して祓いましょう

(あやなしこころのけがれ)

あやなしココロの戯れ

(ゆえ)

・・・故！！

(とうとなりたてとなりて)

刀となり　楯となりて

(このおもいまもりたまえ)

この想い護り賜え

(きみがこいのもんをあゆめた)

君が恋の門を歩めた

(こいのわなはひそやかにしかけなきゃ)

恋の罠は密やかに仕掛けなきゃ

(つぎのいってすけすけだからこまる)

次の一手　透け透けだから困る

(たんれんじゃどうにもなんないゆれるこころもよう)

鍛錬じゃどうにもなんない　揺れる心模様

(どっちがさきだこいわずらい)

どっちが先だ　恋煩ひ

(かくごしてとおりゃんせ)

覚悟してとおりゃんせ

(よみちとおとめにごようじん)

夜道と乙女にご用心

(ゆげのかおりただよわせ)

湯気のかをり漂わせ

(いざなうやえん)

誘う夜宴

(げに)

・・・実に！！

(ほんじつはでえとびより)

本日はでぇと日和

(しどけなくさそいましょ)

しどけなく誘いましょ？

(つきませしのぶこいゆめ)

憑きませ　偲ぶ恋夢

(ゆえ)

・・・故！！

(せいとなりどうとなりて)

静となり　動となりて

(われをみちびきたまえ)

我を導きたまえ

(きみのけんがはあとをいぬいた)

君の剣がはぁとを射抜いた

(いざ)

・・・いざ！！

(ちょうとまいはなとなりて)

蝶と舞ひ　花となりて

(きぬをみだしてはらいましょう)

衣を乱して祓いましょう

(ぜんせからつながるさだめ)

前世から繋がる運命

(ゆえ)

・・・故！！

(とうとなりはなといきて)

刀となり　花と生きて

(このあいまもりたまえ)

この愛護り賜え

(きみはもうえにしにえらばれた)

君はもう縁に選ばれた