花束/Dios

(あー、ほんとうにいいたいのは)

あー、本当に言いたいのは

(こんなことじゃないの)

こんなことじゃないの

(さいごのてがみをかいてはやぶるひび)

最後の手紙を書いては破る日々

(ゆらめいたほのおあせばんだよるを)

ゆらめいた炎　汗ばんだ夜を

(わけあいたいのは、あなただけなのに)

分け合いたいのは、あなただけなのに

(ｌａｌａｌａ)

Lalala

(おれがいいたいのは・・・いったいなんだっけ？)

俺が言いたいのは…一体なんだっけ？

(ｌａｌａｌａ)

Lalala

(みつからないあいのことば)

見つからない　愛の言葉

(あふれるかんじょうのまま)

あふれる感情のまま

(いきをきらして)

息を切らして

(あなたのこころをゆらすひとこと)

あなたの心を揺らす一言

(みらいをぜんぶせおっていけるような)

未来をぜんぶ背負っていけるような

(かくしんはないけど)

確信はないけど

(ただいきてみたい)

ただ生きてみたい

(ありふれたことばが)

ありふれた言葉が

(うめつくしたのうない)

埋め尽くした脳内

(とくべつをほしがるのが)

特別を欲しがるのが

(そもそもまちがい)

そもそも間違い

(たんなるひとだれかとくらべないで)

単なるヒト　誰かと比べないで

(ふだんどおりのこえでふるえながら)

普段通りの声で震えながら

(みっともねえすがたさらせるほうがうつくしい)

みっともねえ姿晒せるほうが美しい

(ｌａｌａｌａ)

Lalala

(きみとみたいのは・・・いったいなんだっけ？)

君と見たいのは…一体なんだっけ？

(ｌａｌａｌａ)

Lalala

(さぐりあてたぼくのいばしょ)

探り当てた　僕の居場所

(たちさるさんびょうまえに)

立ち去る三秒前に

(こえをからして)

声を枯らして

(ことばじゃとどかないもっとおくまで)

言葉じゃ届かない　もっと奥まで

(ほんとうのおもいはくちにしたあと)

ほんとうの思いは口にしたあと

(やっときづくような)

やっと気づくような

(もどかしいものね)

もどかしいものね

(あんしんしたいのなら)

安心したいのなら

(じごくのそこへどうぞ)

地獄の底へどうぞ

(いきることはふあんかかえること)

生きることは　不安抱えること

(うしなうかもっておびえてわらえ)

失うかもって怯えて笑え

(ばらのはな、くだらないって)

ばらの花、くだらないって

(わらわれるかもだけど)

笑われるかもだけど

(せいいっぱいやるよ)

精一杯やるよ

(とげのはえたせかい)

棘のはえた世界

(ちっていくはなたばだけが)

散っていく花束だけが

(おくりものね)

贈り物ね

(にんげんになりたい)

人間になりたい

(あなたといきたい)

あなたと生きたい

(あふれるかんじょうのまま)

あふれる感情のまま

(いきをきらして)

息を切らして

(あなたのこころをゆらすひとこと)

あなたの心を揺らす一言

(みらいをぜんぶせおっていけるような)

未来をぜんぶ背負っていけるような

(かくしんはないけど)

確信はないけど

(ただいきてみたい)

ただ生きてみたい