娼年A

(あいしてしまいそうながらすごしのかがやき)

愛してしまいそうな　硝子越しの輝き

(さいたらふれられそうでもまだこわくて)

割いたら触れられそう　でもまだ怖くて

(がらすばりのへやここはまぶしいくらやみ)

硝子張りの部屋　此処は眩しい暗闇

(かめんをかぶるぼくらのせんじょうはしょーうぃんどー)

仮面を被る僕らの戦場は　ショーウィンドー

(たくさんのえがおうばうためにまいにち)

沢山の笑顔　奪うために毎日

(うそをつくのはなれたおもいこみのすぱいらる)

「嘘を吐くのは慣れた」　思い込みのスパイラル

(ねてもさめてもくりかえしのひび)

寝ても覚めても　繰り返しの日々

(なみだがしーつをぬらすあなたのむねでねむるゆめ)

泪がシーツを濡らす　貴女の胸で眠る夢

(あいしてしまいそうながらすごしのかがやき)

愛してしまいそうな　硝子越しの輝き

(さいたらふれられそうでもまだこわくて)

割いたら触れられそう　でもまだ怖くて

(うらぎられたかこあめのなかただひとり)

裏切られた過去　雨の中ただ独り

(だれかのせいでみにつけただましあいのてくにっく)

誰かの所為で身につけた　騙し愛のテクニック

(あすになればきっとあたらしいあなた)

明日に成ればきっと　新しい貴女

(なみだはもうかれたされどもそこでねむるすべ)

泪はもう枯れた　然れども其処で眠る術

(あいしたらしまいそうながらすごしのあなた)

愛したら終いそうな　硝子越しの貴女

(まいにちきらわれそうなほどのえがおを)

毎日　嫌われそうな程の笑顔を

(あいしてしまいそうながらすごしのかがやき)

愛してしまいそうな　硝子越しの輝き

(さいたらふれられそうでもまだこわくて)

割いたら触れられそう　でもまだ怖くて

(あいしたらしまいそうながらすごしのあなたに)

愛したら終いそうな　硝子越しの貴女に

(まいにちきらわれそうなほどのえがおをみせるから)

毎日　嫌われそうな程の笑顔を見せるから

(あいをぼくよりさらして)

愛を　僕より曝して