槇原敬之　Name of Love

(かなしいわけでもないのにきみのあのえがおを)

悲しい訳でもないのに　君のあの笑顔を

(おもいだすたびにぼくはちょっとないてしまうんだ)

思い出す度に　ぼくはちょっと泣いてしまうんだ

(いつもとおなじかえりみちみなれたゆうやけも)

いつもと同じ帰り道　見慣れた夕焼けも

(しらないうちにだれかがあらったみたいにきれいで)

知らないうちに誰かが　洗ったみたいにきれいで

(まるでこどものころにもどったみたいだけど)

まるで子供の頃に戻ったみたいだけど

(みためはいつものぼくとかわらないから)

見た目はいつものぼくと変わらないから

(このふしぎでしあわせないたみとぼくはくらしてみる)

この不思議で幸せな痛みとぼくは暮らしてみる

(しょうがないけどわらいながらおいださないでくらしてみる)

しょうがないけど　笑いながら追い出さないで暮らしてみる

(かたちのないこのいたみをすこしはかわいがれるように)

形のないこの痛みを　少しは可愛がれるように

(きみのなまえをないしょでつけたぼくのｎａｍｅｏｆｌｏｖｅ)

君の名前を内緒でつけた　ぼくのName Of Love

(じぶんひとりのことだけをかんがえていたから)

自分ひとりのことだけを　考えていたから

(このおもいをかかえていくじしんはいまはないけど)

この想いを抱えていく　自身は今はないけど

(いつもとおなじかえりみちきみとおなじなまえの)

いつもと同じ帰り道　君と同じ名前の

(いたみとさんぽでもするようなまいにちもわるくないだろう)

痛みと散歩でもするような　毎日も悪くないだろう

(かなえたいとねがうきもちもあるけどかなったきもちだけがこいじゃないから)

叶えたいと願う気持ちもあるけど　叶った気持ちだけが　恋じゃないから

(このふしぎでしあわせないたみとぼくはくらしてみる)

この不思議で幸せな痛みとぼくは暮らしてみる

(きみとあったあのひうまれたこのいたみとくらしてみる)

君と会ったあの日生まれた　この痛みと暮らしてみる

(かたちのないこのいたみをすこしはかわいがれるように)

形のないこの痛みを　少しは可愛がれるように

(きみのなまえをないしょでつけたぼくのｎａｍｅｏｆｌｏｖｅ)

君の名前を内緒でつけた　ぼくのName Of Love

(このふしぎでしあわせないたみとぼくはくらしてみる)

この不思議で幸せな痛みとぼくは暮らしてみる

(しょうがないけどわらいながらおいださないでくらしてみる)

しょうがないけど　笑いながら追い出さないで暮らしてみる

(かたちのないこのいたみをすこしはかわいがれるように)

形のないこの痛みを　少しは可愛がれるように

(きみのなまえをないしょでつけたそれはぼくのｎａｍｅｏｆｌｏｖｅ)

君の名前を内緒でつけた　それはぼくのName Of Love