なにもかも忘れない　郷ひろみ

(なにもかもわすれない)

なにもかも　忘れない

(なにげないしぐさも)

なにげない　しぐさも

(きみなしでつづくあいなど)

君なしで　続く愛など

(ありえないのに)

ありえないのに

(もでるるーむのまどりずが)

モデルルームの間取り図が

(まどにはられたばしょ)

窓に貼られた場所

(てまねきではしゃぐすがた)

手招きで　はしゃぐ姿

(むねによみがえる)

胸に　よみがえる

(まえをみないであるいてた)

前を見ないで　歩いてた

(きみをなくしてから)

君を　失くしてから

(まいにちがかぜのように)

毎日が　風のように

(つかみきれなくて)

つかみきれなくて

(あめのえきぼくをまってた)

雨の駅　僕を待ってた

(しんぱいそうなひとみ)

心配そうな瞳

(ちかうよりもさきに)

誓うよりも　先に

(せなかだいていた)

背中　抱いていた

(なにもかもわすれない)

なにもかも　忘れない

(かなしみのおくから)

悲しみの奥から

(あのよるがけせなくて)

あの夜が　消せなくて

(こころがうごけないよ)

心が　動けないよ

(なにもかもわすれない)

なにもかも　忘れない

(ほほえみもなみだも)

微笑みも　涙も

(きみなしでいきるひびしか)

君なしで　生きる日々しか

(ありえなくても)

ありえなくても

(かわはみらいへながれてく)

河は未来へ　流れてく

(ときはもどらぬまま)

時は　戻らぬまま

(ためいきをにぎりしめて)

ため息を　握りしめて

(どこへゆけばいい)

どこへ　行けばいい

(ささえたいひとのえがおが)

支えたい人の笑顔が

(ぼくをささえてくれた)

僕を支えてくれた

(つよくいきてなんて)

強く生きてなんて

(きれいごとだろう？)

きれいごとだろう？

(さいごまでぼくのてを)

最後まで　僕の手を

(さがしてたてのひら)

探してた　手のひら

(やくそくもぬくもりも)

約束も　ぬくもりも

(とどけてやれなかった)

届けてやれなかった

(なにもかもわすれない)

なにもかも　忘れない

(なにげないしぐさも)

なにげない　しぐさも

(きみなしでつづくあいなど)

君なしで　続く愛など

(ありえないのに)

ありえないのに

(なにもかもわすれない)

なにもかも　忘れない

(かなしみのおくから)

悲しみの奥から

(あのよるがけせなくて)

あの夜が　消せなくて

(こころがうごけないよ)

心が　動けないよ

(なにもかもわすれない)

なにもかも　忘れない

(ほほえみもなみだも)

微笑みも　涙も

(きみなしでいきるひびしか)

君なしで　生きる日々しか

(ありえなくても)

ありえなくても