君色、僕色 (フルバージョン)

(ふとたちどまりおもった)

ふと 立ち止まり 思った

(じぶんってなんなんだろう)

「自分って何なんだろう?」

(よれよれのかばんのなか)

ヨレヨレのカバンの中

(ちいさいこどくせおって)

小さい孤独 背負って

(みらいをぼやけさせる)

未来をぼやけさせる

(ふあんというなのきりは)

「不安」という名の霧は

(そらがあおいのに)

空が青いのに

(なかなかはれてくれないな)

なかなか晴れてくれないな

(からだはだるくあしはおもく)

体はだるく 足は重く

(しこうはにぶくだけどなんでだろう)

思考は鈍く だけどなんでだろう

(うざいくらいざわついてるこのこころ)

ウザいくらい ざわついてるこの心

(きみはきみでぼくはぼくで)

君は君で 僕は僕で

(ひとりひとりべつのせかいがあって)

一人一人 別の世界があって

(きっとなにものかになれるように)

きっと何者かになれるように

(のぞんであるいていた)

望んで歩いていた

(きみはきみでぼくはぼくで)

君は君で 僕は僕で

(みんなそれぞれとくべつをさがして)

みんなそれぞれ 特別を探して

(せおってるこいつもいつのひか)

背負ってるこいつも いつの日か

(とくべつなぼくだけのいろになるのかな)

特別な 僕だけの色になるのかな

(いつからかぽけっとのおくで)

いつからかポケットの奥で

(わすれられてた)

忘れられてた

(しわくちゃにまるまった)

しわくちゃに丸まった

(しろいちずをひろげた)

白い地図を広げた

(かのうせいはむげんだいだとかよくいわれるけど)

「可能性は無限大」だとか よく言われるけど

(それとおなじだけなやみは)

それと同じだけ 悩みは

(つきまとってくるな)

付きまとってくるな

(よわさかくしつよがったり)

弱さ隠し 強がったり

(あかるいみらいゆめみてみたり)

明るい未来 夢見てみたり

(きっとみんなも)

きっとみんなも

(そうしていきてるはずさ)

そうして生きてるはずさ

(きみはきみでぼくはぼくで)

君は君で 僕は僕で

(ひとりひとりちがうりそうをもって)

一人一人 違う理想を持って

(だれかにとってはくだらなくても)

誰かにとっては くだらなくても

(じぶんのだいじなもの)

自分の大事なもの

(きみはきみでぼくはぼくで)

君は君で 僕は僕で

(だけどいつかみとめあえるときが)

だけどいつか 認め合えるときが

(くるはずだから)

くるはずだから

(それまではふあんでも)

それまでは 不安でも

(とまらずにあるいてみようよ)

止まらずに 歩いてみようよ

(せーのですたーときっても)

せーのでスタート切っても

(いつのまにはなればなれ)

いつの間に離れ離れ

(すがたがみえなくなったときも)

姿が見えなくなったときも

(きっとこのめろでぃーはきこえるから)

きっと このメロディーは聴こえるから

(きみはきみでぼくはぼくで)

君は君で 僕は僕で

(ひとりひとりべつのせかいがあって)

一人一人 別の世界があって

(きっとなにものかになれるように)

きっと何者かになれるように

(のぞんであるいていた)

望んで歩いていた

(きみはきみでぼくはぼくで)

君は君で 僕は僕で

(みんなそれぞれとくべつをさがして)

みんなそれぞれ 特別を探して

(せおってるこいつもいつかきっと)

背負ってるこいつも いつかきっと

(らしさというぼくだけのいろにかわるように)

「らしさ」という 僕だけの色に変わるように

(そのせかいはすこしずつきみいろにかわるよ)

その世界は 少しずつ 君色に変わるよ