♥ ユナイト／「マーブル」 ♥

(いつかおわるこのばしょでぼくらは　ずっとずっとおわらないうたをうたうー。)

いつか終わるこの場所で僕らは　ずっとずっと終わらない歌を歌うー。

(こわかった”あのひ”ぼくがもらったいろがなくなること)

怖かった"あの日"僕が貰った色が無くなること

(いまじぶんがいることさえなにかとひきかえたもの)

今自分がいることさえ何かと引き換えたもの

(なくしたものとすててきたものと、てにしたいろいろなもの。)

無くしたものと捨ててきたものと、手にした色々な物。

(”あのひのぼくら”がえらんだみちはただしかったのだろうか？)

"あの日の僕ら"が選んだ道は正しかったのだろうか？

(いつかおわるこのばしょでもぼくはないかもしれないきぼうをもとめつづける)

いつか終わるこの場所でも僕は　ないかもしれない希望を求め続ける

(それでもこのばしょならぼくはいろをつむげるとそうおもった。)

それでもこの場所なら僕は色を紡げるとそう思った。

(いままであるいてきたいろはずっとともにある。)

今まで歩いてきた色はずっと共にある。

(”あのひ”ゆめみたせかいとぎれたけど、このむねにずっと・・・。)

"あの日"夢見た世界途切れたけど、　　　この胸にずっと・・・。

(いつかおわるこのばしょでもぼくはいろのないぼくにもういちどいろどりくれた)

いつか終わるこの場所でも僕は　色のない僕にもう一度彩くれた

(このばしょと”これまで”すべてに、むだじゃなかったとしめしたい。)

この場所と"これまで"全てに、無駄じゃなかったと示したい。

(いつかおわるこのばしょでぼくらは・・・。)

いつか終わるこの場所で僕らは・・・。

(とうめいながらすだまのぞいたーいろはにじみまざる。)

透明な硝子玉覗いた　ー色は滲み混ざる。

(いつかおわるこのばしょでもぼくはないかもしれないきぼうをもとめつづける。)

いつか終わるこの場所でも僕はないかもしれない希望を求め続ける。

(”あのひび”のただしさをぼくはつくらなくてはいけないんだ。)

"あの日々"の正しさを僕は作らなくてはいけないんだ。

(ずっとまもるよ。)

ずっと守るよ。

(ぼくのせかいをつくるしきさい、そっときみがくれたいろ、そのかけらでゆめをえがくよ。)

僕の世界を作る色彩、そっと君がくれた色、その欠片で夢を描くよ。

(それぞれのいろはまざりあいにじんで、)

それぞれの色は混ざり合い滲んで、

(でもそれじたいがそんざいしていたー。)

でもそれ自体が存在していたー。