第N次元

(ことばはいみをもって)

言葉は、意味を持って

(むこうすうじゅうねんかんいきつづけるとしたら)

向こう数十年間生き続けるとしたら

(ここでなにをいえるの)

此処で、何を言えるの？

(ただただすっていきをすって)

唯々、吸って、息を吸って

(くだらないしんこうしんいだきつづけるならば)

下らない信仰心抱き続けるならば

(そこがしゅうてんせかいのはかば)

そこが終点、世界の墓場。

(まんいちだったじだいのおわり)

万一だった時代の終わり

(いままでなんとかなったきせき)

今までなんとかなった奇跡

(これじゃいけない)

これじゃいけない

(げんじょういじってこのまま)

現状維持って、このまま！？

(はきちがえてるふざけたいめーじ)

履き違えてるフザけたイメージ

(ばんかいふかのあさいわるのり)

挽回不可の浅い悪ノリ

(だだこねたってどうもならんならそうそうに)

駄々こねたってどうもならんなら早々に。

(むりあったはずのぺだんちっく)

無理あった筈のペダンチック

(おたがいさまぜんぜんなにもひびかない)

お互い様？全然なにも響かない。

(いまにほうかいするばらんさー)

今に崩壊するバランサー

(くさりきったとびどうぐになすすべなし)

腐りきった飛び道具に、為す術なし。

(かんじょうはそれいじょうの)

勘定は、それ以上の

(いみをもたぬままくさりだしたしひょう)

意味を持たぬまま、腐りだした指標。

(ふかしなものをめでよう)

不可視なものを、愛でよう。

(これからとんでたかくとんで)

これから、飛んで、高く飛んで

(それをぜったいじょうけんとしておいておくなら)

それを、絶対条件として置いておくなら、

(もういらないにもつはすてろ)

もう、いらない荷物は捨てろ。

(たりぬ１ぴーすに)

足りぬ1ピースに

(あたるがかくごであるならば)

あたるが、覚悟であるならば。

(それをりかいしてすすめや)

それを理解して進めや。

(みとうのかなたにきみとたどりつきたいとおもうの)

未到の彼方に、キミと、辿り着きたいと思うの！

(りそうろんはおりこうさん)

理想論はお利口さん？

(こんなぽーずじゃ)

こんなポーズじゃ、

(げんじょうとむきあうのもばか)

現状と向き合うのも馬鹿。

(みらいぞうはめいかくに)

未来像は明確に

(あしもとだけみていたらもうもどれない)

足元だけ見ていたら、もう戻れない。

(くちをついてもれでていたそのことば)

口を衝いて漏れ出ていたその言葉

(もはやそうさここいらには)

最早そうさ、此処いらには

(いるべきじゃないの)

居るべきじゃないの。

(きっとしおどきだろう)

きっと、潮時だろう。

(だいｎのかべこわしてつぎのばしょへ)

第Nの壁、壊して次の場所へ。

(すでにけいがいかしたさいだん)

すでに形骸化した祭壇。

(ほんとうのもくてきみうしなわないでくれ)

本当の目的、見失わないでくれ！

(なにがびとくか)

何が美徳か？

(そんなものおのおのにてちがうだろ)

そんなもの各々にて違うだろ。

(わたしはわたしのことばのまま)

私は、私の言葉のまま

(そのままいきつづけるからさ)

そのまま生き続けるからさ。

(いまにみていろ)

今に見ていろ。

(このじげんでもう)

この次元でもう

(あなたとはさようなら)

あなたとはさようなら。