手のひらをかざして

(てのひらをひかるそらに)

手のひらを光る空に

(かざしてごらん)

翳してごらん

(ぼくもきみもいきているあかしがみえる)

僕も君も生きている証が見える

(けんかしてめもあわさずにとおりすぎたゆうぐれ)

喧嘩して目も合わさずに通り過ぎた夕暮れ

(ぼくはひとりかなしくてながれるなみだてでぬぐった)

僕はひとり悲しくて流れる涙手で拭った

(おおきなてちいさなてそのてはいつもあたたかいたいようがあおいちきゅうにほほえむかぎり)

大きな手小さな手その手はいつも温かい太陽が蒼い地球に微笑む限り

(てのひらをひかるそらにかざしてごらんぼくのかがやくみらいがとおくにみえる)

手のひらを光る空に翳してごらん僕の輝く未来が遠くに見える

(いっしょにすごしたときにたびだつきせつがきた)

一緒に過ごしたときに旅立つ季節がきた

(せつないおもいがあふれてゆびのすきまをこぼれてゆく)

切ない思いが溢れて指の隙間をこぼれてゆく

(おおきなてちいさなてそれぞれのゆめにぎりしめて)

大きな手小さな手それぞれの夢握りしめて

(めのまえにひろがるだいちあるいてゆこう)

目の前に広がる大地歩いてゆこう

(くちびるからうたがこぼれてえがおからあいがうまれる)

唇から歌がこぼれて笑顔から愛が生まれる

(いきてゆくじんせいはあらしのひばかりじゃない)

生きてゆく人生は嵐の日ばかりじゃない

(たたずんでそらみあげながれるくもをみつめたいやさしいあめがすべてつつんでうるおすかぎり)

佇んで空見上げ流れる雲を見つめたい優しい雨がすべて包んで潤す限り

(おおきなてちいさなてそのてはいつもあたたかいたいようがあおいちきゅうにほほえむかぎり)

大きな手小さな手その手はいつも温かい太陽が蒼い地球に微笑む限り