道標

(そこはくらいきりのなか)

そこは暗い霧の中

(だれもいないぼくだけのせかい)

誰もいない僕だけの世界

(だめなことはわかっていたが)

駄目なことは分かっていたが

(そこにすわりこんでしまった)

そこに座り込んでしまった

(いつしかそこがくせになり)

いつしかそこがクセになり

(まよいこみあせりだすと)

迷い込み　焦り出すと

(よわきなこのこころが)

弱気なこの心が

(そのばしょへふたたびぼくをいざなうんだ)

その場所へ再び僕をいざなうんだ

(いつからだろう)

いつからだろう

(こんなにもおくびょうになったのは)

こんなにも臆病になったのは

(いつからかな)

いつからかな

(そんなじぶんになれはじめたのは)

そんな自分に慣れ始めたのは

(もくてきちはここに)

目的地はここに

(はっきりとみえているのに)

はっきりと見えているのに

(まわりばっかきにしちゃって)

周りばっか気にしちゃって

(あしがおもたくなるよ)

足が重たくなるよ

(あるきだせばくるしいこと)

歩き出せば苦しいこと

(きっとたくさんまっているんだろうな)

きっとたくさん待っているんだろうな

(でもそれよりくるしいのは)

でもそれより苦しいのは

(いまのままただじっとあすをまつことだろう)

今のままただじっと明日を待つことだろう

(にごってるばけつのみずみて)

濁ってるバケツの水見て

(きづいたことがある)

気付いたことがある

(すこしずつすこしずつ)

少しずつ　少しずつ

(そこにきれいなみずをそそげば)

そこに綺麗な水を注げば

(じかんはかかるけれどやがてあふれだし)

時間はかかるけれど　やがて溢れ出し

(きれいなもとのみずにもどれるんだ)

綺麗な元の水に戻れるんだ

(ゆうきをだしてすてっぷばいすてっぷ)

勇気を出して　ステップ　バイ　ステップ

(ながいねむりからめをさまして)

永い眠りから目を覚まして

(めざすばしょへがむしゃらに)

目指す場所へがむしゃらに

(そうすてっぷばいすてっぷ)

そう　ステップ　バイ　ステップ

(ただたちどまっててもけしきはかわらない)

ただ立ち止まってても景色は変わらない

(ゆうきをだしてすてっぷばいすてっぷ)

勇気を出して　ステップ　バイ　ステップ

(ちいさなちいさなちずひろげて)

小さな小さな地図広げて

(じしんなんてないけどすてっぷばいすてっぷ)

自信なんてないけど　ステップ　バイ　ステップ

(じぶんをしんじじぶんできめたみちしるべ)

自分を信じ　自分で決めた道標

(ゆうきをだしてすてっぷばいすてっぷ)

勇気を出して　ステップ　バイ　ステップ

(ただたちどまっててもけしきはかわらない)

ただ立ち止まってても　景色は変わらない

(ただたちどまっててもけしきはかわらないから)

ただ立ち止まってても　景色は変わらないから

(じぶんをしんじじぶんできめたみちしるべ)

自分を信じ　自分で決めた道標