恵

(すってすってすってはいて)

吸って 吸って 吸って 吐いて

(すってすってすってはいて)

吸って 吸って 吸って 吐いて

(すってすってすってはいて)

吸って 吸って 吸って 吐いて

(すってすってすってはいて)

吸って 吸って 吸って 吐いて

(ああ)

嗚呼

(あるうわさをききいたんだ)

ある噂を聞いたんだ

(きたいのさっきょくかがあいにいくたびじを)

期待の作曲家が逢いに行く旅路を

(そのうわさはほんとうだった)

その噂は本当だった

(こころにすがりきったかのじょらがそのしょうにんだ)

心に縋りきった彼女らがその証人だ

(いまここにはてんじょうがある)

今ここには天井がある

(わたしたちはてんじょうしらず)

私たちは天井知らず

(いまここにはてんじょうがある)

今ここには天井がある

(ぼくたちはうえをめざしている)

僕たちは上を目指している

(いまここにはてんじょうがある)

今ここには天井がある

(わたしたちはてんじょうしらず)

私たちは天井知らず

(さあせんめつのじかんだ)

さあ殲滅の時間だ

(やじうまはおいてゆけ)

野次馬は置いてゆけ

(あいとめぐみながしこんだのどで)

愛と恵み流し込んだ喉で

(きかせてやる)

聴かせてやる

(さいこうでさいきょうなうたを)

最高で最強な歌を

(らららららららら)

ララララ ララララ

(ららららららら)

ララララ ラララ

(つつまれたくうをひきさけよう)

包まれた空を引き裂けよう

(これからもずっと)

これからもずっと

(すってすってすってはいて)

吸って 吸って 吸って 吐いて

(すってすってすってはいて)

吸って 吸って 吸って 吐いて

(すってすってすってはいて)

吸って 吸って 吸って 吐いて

(すってすってすってはいて)

吸って 吸って 吸って 吐いて

(けっきょくじぶんのてきはじぶんだ)

結局自分の敵は自分だ

(にんげんにもふかんぜんそりゃとうぜんだろう)

人間にも不完全そりゃ当然だろう

(けっきょくひとをくじくのはひとだ)

結局人を挫くのは人だ。

(きかいだってみかんせいだからこれからだろう)

機械だって未完成だからこれからだろう？

(いまここにはてんじょうがある)

今ここには天井がある

(わたしたちはてんじょうしらず)

私たちは天井知らず

(いまここにはてんじょうがある)

今ここには天井がある

(ぼくたちはうえをめざしている)

僕たちは上を目指している

(いまここにはてんじょうがある)

今ここには天井がある

(わたしたちはてんじょうしらず)

私たちは天井知らず

(さあかいえんのじかんだ)

さあ開演の時間だ

(わたしたちのぶたいへ)

私たちの舞台へ

(あいとめぐみながしこんだのどで)

愛と恵み流し込んだ喉で

(きかせてやるさいこうでさいきょうなうたを)

聴かせてやる最高で最強な歌を

(らららららららら)

ララララ ララララ

(ららららららら)

ララララ ラララ

(つつまれたくうをひきさけよう)

包まれた空を引き裂けよう

(わたしたちのゆめ)

私たちの夢

(らららららららら)

ララララ ララララ

(ららららららら)

ララララ ラララ

(うすくさけびをとどろかせ)

薄く叫びを轟かせ

(わたしたちのこえ)

私たちの声