君は太陽

(「あきらめた」つぶやいてみるけど)

「諦めた」呟いてみるけど

(あきらめられないことがあったり)

諦められないことがあったり

(わけをしってなるほどそうかそうか)

訳を知ってなるほどそうかそうか

(すくないちえしぼってちいさくまとめたり)

少ない知恵絞って小さくまとめたり

(でもみすかされていたんだね)

でも　見透かされていたんだね

(なぜかきみはくちびるをへのじにしてる)

なぜか　君は唇をへの字にしてる

(あふれだしそうなよくわかんないきもち)

溢れだしそうなよくわかんない気持ち

(せなかをぐっとおすてのひら)

背中をぐっと押す手のひら

(ななめったしばふをころがっていくのだ)

斜めった芝生を転がっていくのだ

(とめたくないいまのそくどごめんなさい)

止めたくない今の速度ごめんなさい

(りそうのせかいじゃないけど)

理想の世界じゃないけど

(だいじょうぶそうなんで)

大丈夫そうなんで

(わたれないだくりゅうをまえにして)

渡れない濁流を前にして

(すわってかんがえてやみにはまってる)

座って考えて闇にはまってる

(あいはかたくとじていたけど)

愛は　固く閉じていたけど

(たいようきみはかがやいてぼくをひらく)

太陽　君は輝いて僕を開く

(こぼれおちそうなうつくしくないなみだ)

零れ落ちそうな美しくない涙

(だけどきらっとなるしなりお)

だけどキラッとなるシナリオ

(そうぞうじょうのひれでおよいでいくのだ)

想像上の鰭で泳いでいくのだ

(ひりりといたいむかしのきずゆめじゃない)

ヒリリと痛い昔の傷夢じゃない

(あしたあこがれのきしにたどりつけるよ)

明日憧れの岸に辿り着けるよ

(いろづいたかじつすっぱくて)

色づいた果実酸っぱくて

(ああきみはたいようぼくはまよわない)

ああ君は太陽　僕は迷わない

(もうまよわないきみと)

もう迷わない君と

(あふれだしそうなよくわかんないきもち)

溢れだしそうなよくわかんない気持ち

(せなかをぐっとおすてのひら)

背中をぐっと押す手のひら

(ななめめったしばふをころがっていくのだ)

斜めった芝生を転がっていくのだ

(とめたくないいまのそくどごめんなさい)

止めたくない今の速度　ごめんなさい

(りそうのせかいじゃないけどだいじょうぶそうなんで)

理想の世界じゃないけど大丈夫そうなんで