ROLLIN'ROLLINGー一見は百聞に如かず

(いいかいそこのごしゅじん)

いいかい　そこの御主人

(みみをかっぽじってよくきいてってくれ)

耳をかっ穿って　よく聞いてってくれ

(いいかいそこのおじょうさん)

いいかい　そこのお嬢さん

(あしをとめてきいてくれるあんたはゆうのう)

足を止めて聞いてくれる　あんたは有能

(とあるまちに)

とある町に

(まじめでたいそうはたらきもんのかぞくおもい)

真面目でたいそう働きもんの家族想い

(いわゆるやさおとこがいたらしいぜ)

いわゆる優男がいたらしいぜ

(そいつはあさからばんまでわきめもふらずよくはたらいたんだ)

そいつは　朝から晩までわき目も振らずよく働いたんだ

(でも)

でも

(しんゆうにねとられにょうぼうにでていかれ)

親友にねとられ　女房に出ていかれ

(そしていまじゃつういんしているそうだ)

そして今じゃ通院しているそうだ

(いいかいそこのごしゅじん)

いいかい　そこの御主人

(よくあるはなしさまあきいてってくれ)

よくある話さ　まあ聞いてってくれ

(いいかいそこのわけぇの)

いいかい　そこの若ぇの

(いっけんはひゃくぶんにしかずなぁきいてってくれっつうの)

一見は百聞に如かず　なぁ聞いてってくれっつうの

(とあるまちに)

とある町に

(「しんどう」のなをほしいままにした)

「神童」の名を欲しいままにした

(きれいなこえでうたうしょうねんがいたらしいぜ)

綺麗な声で歌う少年がいたらしいぜ

(きいたひとはみなかんどうのなみだとかっさいをそのこにおくってたんだ)

聞いた人は皆　感動の涙と喝采をその子に送ってたんだ

(でも)

でも

(１３になるまえのひへんせいきにぶつかり)

13になる前の日　変声期にぶつかり

(そしていまじゃふつうのひとだそうだ)

そして　今じゃ普通の人だそうだ

(いいかいそこのごしゅじん)

いいかい　そこの御主人

(じんせいのふじょうりっていうのをよくしってるよね？)

人生の不条理っていうのを良く知ってるよね？

(いいかいそこのごしゅじん)

いいかい　そこの御主人

(いっけんはひゃくぶんにしかずさぁきいてってくれ)

一見は百聞に如かず　さぁ聞いてってくれ

(すいもあまいもしりつくしてきたつもりだけれど)

酸いも甘いも知り尽くしてきたつもりだけれど

(かくもほろにがく)

かくもほろ苦く

(じんせいはなぜわたしたちにしけんをあたえてくださるのか？)

人生はなぜ　私たちに試験を与えてくださるのか？

(かみのみこころははかりしれない・・・)

神の御心は計り知れない・・・

(いいかいそこのわけぇの)

いいかい　そこの若ぇの

(えんごしゃげきするぞさぁかけぬけろ)

援護射撃するぞ　さぁ駆け抜けろ

(そうだｒｏｌｌｉｎ’ｒｏｌｌｉｎｇ！！)

そうだ　ROLLIN' ROLLING!!

(えいこうをてにしようさぁかけぬけろ)

栄光を手にしよう　さぁ駆け抜けろ

(いいかいそこのわけぇの)

いいかい　そこの若ぇの

(ひゃくぶんはいっけんにしかずおまえのめでみろ！！)

百聞は一見に如かず　お前の目で見ろ!!