孫子の兵法(計篇〜虚実篇)

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投稿者投稿者Pinelいいね2お気に入り登録
プレイ回数1097難易度(4.2) 120秒 長文 かな
タイピングしながら覚える孫子の兵法
もっと速くタイピングしたい!と思いながら
タイピングを何度もしていると、
スーッとその言葉が頭に残って口ずさむようになりました。

ちょうどそのとき、孫子の兵法を暗記して日常生活に活かしたいと思っていたので、タイピングと暗記の両方を同時にしよう!と思い立ち、
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1 mido 1133 G+ 1.2 89.0% 120.0 155 19 2 2024/11/16

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問題文

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(へいはくにのだいじにして、しせいのち、そんぼうのみちなり)

兵は国の大事にして、死生の地、存亡の道なり。

(せいとはりによりてけんをせいするなり。へいとはきどうなり。)

勢とは利によりて権を制するなり。兵とは詭道なり。

(さんおおきはかち、さんすくなきはかたず。しかるをいわんやさんなきにおいてをや。)

算多きは勝ち、算少なきは勝たず。しかるをいわんや算なきに於いてをや。

(へいはせっそくをきくも、いまだこうきゅうをみざるなり。)

兵は拙速を聞くも、未だ巧久を賭ざるなり。

(ちしょうはつとめててきにはむ。)

智将は務めて敵に食む。

(てきのかをとるものはりなり。)

敵の貨を取るものは利なり。

(へいはかつことをとうとびて、ひさしきをとうとばず。)

兵は勝つことを貴びて、久しきを貴ばず。

(ひゃくせんひゃくしょうはぜんのぜんなるものにあらざるなり。)

百戦百勝は善の善なるものにあらざるなり。

(たたかわずしてひとのへいをくっするものはぜんのぜんなるものなり。)

戦わずして人の兵を屈するものは善の善なるものなり。

(じょうへいはぼうをうつ。そのつぎはこうをうつ。そのつぎはへいをうつ。そのしたはしろをせむ。)

上兵は謀を伐つ。その次は交を伐つ。その次は兵を伐つ。その下は城を攻む。

(しょうてきのけんなるは、たいてきのとりこなり。)

小敵の堅なるは、大敵の擒なり。

(しょうとはくにのたすけなり。)

将とは国の輔なり。

(かれをしりおのれをしれば、ひゃくせんしてあやうからず。)

彼を知り己を知れば、百戦して殆うからず。

(かれをしらずしておのれをしれば、いっしょういっぷす。)

彼を知らずして己を知れば、一勝一負す。

(かれをしらずおのれをしらざれば、たたかうごとにかならずあやうし。)

彼を知らず己を知らざれば、戦うごとに必ず殆うし。

(いにしえのよくたたかうものはまずかつべからざるをなして、もっててきのかつべきをまつ。)

昔の善く戦う者はまず勝つ可からざるを為して、以て敵の勝つ可きを待つ。

(しょうへいはまずかちてしかるのちにたたかいをもとめはいへいはまずたたかいてしかるのちにもとむ。)

勝兵はまず勝ちてしかるのちに戦いを求め敗兵はまず戦いてしかるのちに求む。

(ぜんなるものは、みちをおさめてほうをたもつ。ゆえによくしょうはいのせいをなす。)

善なる者は、道を修めて法を保つ。故に能く勝敗の正をなす。

(しょうしゃのたみをたたかわしむるや、せきすいをせんじんのたににけっするがごときは、けいなり。)

勝者の民を戦わしむるや、積水を千仭の谿に決するがごときは、形なり。

(しゅうをおさむることかをおさむるがごとくなるは、ぶんすうこれなり。)

衆を治むること寡(か)を治むるがごとくなるは、分数(ぶんすう)これなり。

など

(たたかいは、せいをもってあい、きをもってかつ。)

戦いは、正をもって合い、奇を以て勝つ。

(よくたたかうものは、そのせいはけんにしてそのせつはたんなり。)

善(よ)く戦う者は、その勢(せい)は険(けん)にしてその節は短なり。

(ふんぷんうんうん、らんとうするも、みだるべからず。)

紛紛紜紜(ふんぷんうんうん)、乱闘するも、乱る可(べ)からず。

(よくてきをうごかすものはこれにかたちすればてきかならずこれにしたがいこれにあたうればてきかならずとる)

善く敵を動かす者は之れに形すれば敵必ず之れに従い之れに予うれば敵必ず取る

(よくたたかうものは、これをせいにもとめ、ひとにもとめずして、これがようをなす。)

善く戦う者は、之れを勢に求め、人に責(もと)めずして、之れが用を為す。

(よくたたかうものは、ひとをいたしてひとにいたされず。)

善(よ)く戦う者は、人を致(いた)して人に致されず。

(すすむもむかうべからざるものは、そのこをつけばなり。)

進むも迎う可(べ)からざる者は、其(そ)の虚を衝(つ)けばなり。

(よくかをもってしゅうをうたば、すなわちわれのともにたたかうところのものはやくなり。)

能く寡を以て衆を撃たば、則ち吾れの与(とも)に戦うところの者は約なり。

(これをあとづけてどうせいのことわりをしり、これをあらわしてしせいのちをしる。)

これを蹟(あとづ)けて動静の理を知り、之れを形して死生の地を知る。

(へいをあらわすのきわみは、むけいにいたる。)

兵を形(あらわ)すの極(きわみ)は、無形(むけい)に至る。

(へいのかたちはみずにかたどる。)

兵の形(かたち)は水に象(かたど)る。

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