灰色の水曜日

(めざましのべるとままのやさしいこえに)

目覚ましのベルとママの優しい声に

(やすらかなねむりはうちくだかれてしまう)

安らかな眠りは打ち砕かれてしまう

(ためいきのげつようび)

ため息の月曜日

(とどかないおもいひきさかれてくきずな)

届かない想い引き裂かれてく絆

(なにもなかったようにくもはながれていくさ)

何もなかったように雲は流れていくさ

(はいいろのすいようびよ)

灰色の水曜日よ

(さあおもいだしてゆめにいきてたころを)

さあ想い出して夢に生きてた頃を

(いまよりずっとすてきなゆめにいきてたころを)

今よりずっと素敵な夢に生きてた頃を

(つめたいあまかぜがはげしくきぎをぬらす)

冷たい雨風が激しく木々を濡らす

(さいたばかりのはなもつぎつぎにちってゆく)

咲いたばかりの花も次々に散ってゆく

(めをそらすもくようび)

目をそらす木曜日

(なんまんものひとがひしめくせまいまちで)

何万もの人がひしめく狭い街で

(ふあんもかんじずにときがながれるだけの)

不安も感じずに時が流れるだけの

(たいくつなきんようびよ)

退屈な金曜日よ

(さあおもいだしてあいしあってたころを)

さあ想い出して愛し合ってた頃を

(しんけんなまなざしでみつめあってたころを)

真剣なまなざしで見つめ合ってた頃を

(かなしみのうらがわでたかなるわらいごえに)

悲しみの裏側で高なる笑い声に

(こみあげるむなしさもかぜにふかれてきえる)

こみ上げる虚しさも風に吹かれて消える

(はいいろのすいようびよ)

灰色の水曜日よ

(さあおもいだしてかがやいていたころを)

さあ想い出して輝いていた頃を

(なにもかもまぶしくてこいにおちてたころを)

何もかも眩しくて恋に落ちてた頃を

(さあおもいだしてゆめにいきてたころを)

さあ想い出して夢に生きてた頃を

(いまよりずっとすてきなゆめにいきてたころを)

今よりずっと素敵な夢に生きてた頃を

(さあおもいだしてあいしあってたころを)

さあ想い出して愛し合ってた頃を

(しんけんなまなざしでみつめあってたころを)

真剣なまなざしで見つめ合ってた頃を

(さあおもいだしてかがやいていたころを)

さあ想い出して輝いていた頃を

(ゆめにいきてたころをあいしあってたころを)

夢に生きてた頃を愛し合ってた頃を