桜の森/星野源

(あそこのもりのまんかいのしたは)

あそこの森の　満開の下は

(むしもそのたもつちをあけ)

虫もその他も　土を開け

(そとにでてくるだろう)

外に出てくるだろう

(どけそこどけほしいのはひかり)

どけそこどけ　欲しいのは光

(きみもそのたも)

君もその他も

(むねをあけあしをひらけ)

胸を開け　足を開け

(おどるならば)

踊るならば

(ぼくはそれをただみてる)

僕は　それをただ見てる

(それをただみつめてる)

それをただ見つめてる

(おにたちがわらう)

鬼達が笑う

(それをただみつめてる)

それをただ見つめている

(ぼくはただみてる)

僕はただ見てる

(それをただみつめてる)

それをただ見つめてる

(はなびらにかわる)

花びらに変わる

(きみをただみつめているよ)

君をただ見つめているよ

(どこぞのもりのまんかいのしたで)

どこぞの森の　満開の下で

(むしもあなたもつちのなか)

虫も貴方も　土の中

(そとにあこがれたろ)

外に憧れたろ

(かなしみきえたはるかぜがさらい)

悲しみ消えた　春風がさらい

(もしもよければ)

もしもよければ

(むねをあけあしをひらけ)

胸を開け　足を開け

(はねるならば)

跳ねるならば

(ぼくはそれをただみてる)

僕はそれをただ見てる

(それをただみつめてる)

それをただ見つめてる

(はなびらにかわる)

花びらに変わる

(きみをただみつめているよ)

君をただ見つめているよ

(なかないでまってる)

泣かないで待ってる

(ちらないでまってる)

散らないで待ってる

(らじおからながれる)

ラジオから流れる

(はなびらがながれる)

花びらが流れる

(なかないでまってる)

泣かないで待ってる

(ちらないでまってる)

散らないで待ってる

(らじおからながれる)

ラジオから流れる

(はなびらがながれる)

花びらが流れる

(ぼくはただみてる)

僕はただ見てる

(それをただみつめてる)

それをただ見つめてる

(おにたちもわらう)

鬼達も笑う

(それをただみつめている)

それをただ見つめている

(ぼくはただみてる)

僕はただ見てる

(それをただみつめてる)

それをただ見つめてる

(はなびらにかわる)

花びらに変わる

(きみをただみつめているよ)

君をただ見つめているよ