タイピング長文練習1
自分用
タイピング練習 自分用
| 順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | Guu____N | 5835 | A+ | 5.9 | 98.5% | 331.6 | 1963 | 28 | 28 | 2026/02/16 |
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問題文
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(たそがれのたにに、たしかなあしどりでたびびとがたっていた。なはりゅういち。)
たそがれの谷に、たしかな足取りで旅人が立っていた。名は隆一。
(たゆたうくもとともにとおくをみつめ、ただひとり、ちいさなちずをてにしている。)
たゆたう雲とともに遠くを見つめ、ただ一人、ちいさな地図を手にしている。
(つめたいかぜがほほをうち、てらてらとひかるとうげみちのさきには、ぼんやりと)
つめたい風が頬を打ち、てらてらと光る峠道の先には、ぼんやりと
(ふるびたとうだいがみえた。このたびはぐうぜんではない。りゅういちは、やがておとずれるへんかくの)
古びた灯台が見えた。この旅は偶然ではない。隆一は、やがて訪れる変革の
(よちょうをかんじとっていた。らせんじょうのやまじをのぼり、りんとすんだくうきを)
予兆を感じ取っていた。らせん状の山路をのぼり、りんと澄んだ空気を
(すいこみながら、るりいろのみずうみをよこめにすすむ。れいせいをよそおいながらも、)
吸い込みながら、るり色の湖を横目に進む。冷静を装いながらも、
(ろうそくのひのようにゆれるふあんがむねにあった。とちゅう、はげしいごううがたにをうち、)
ろうそくの火のように揺れる不安が胸にあった。途中、激しい豪雨が谷を打ち、
(がらりとけしきをかえた。ごうおんがひびき、ぐらぐらとだいちがゆれる。)
がらりと景色を変えた。轟音が響き、ぐらぐらと大地が揺れる。
(びしょぬれになりながらも、かれはふみとどまった。ひびわれたはしをまえに、)
びしょ濡れになりながらも、彼は踏みとどまった。ひび割れた橋を前に、
(ためらいとかっとうがこうさくする。だが、へこたれるわけにはいかない。ほころびかけた)
躊躇いと葛藤が交錯する。だが、へこたれるわけにはいかない。ほころびかけた
(ゆうきをむすびなおし、たったいっぽをふみだす。はしのむこうには、ぼろぼろの)
勇気を結び直し、たった一歩を踏み出す。 橋の向こうには、ぼろぼろの
(ばんごやがあった。なかにはしらがのろうじんがいて、やわらかなびしょうをうかべている。)
番小屋があった。中には白髪の老人がいて、やわらかな微笑を浮かべている。
(「よくきたな」とろうじんはいった。「このとうだいは、ただのたてものではない。)
「よく来たな」と老人は言った。「この灯台は、ただの建物ではない。
(きぼうをてらすばしょだ。」りゅういちは、たびかさなるしっぱいや、りふじんなできごとに)
希望を照らす場所だ。」 隆一は、たび重なる失敗や、理不尽な出来事に
(こころをけずられてきた。だが、ばらばらになりそうなじぶんを、びくともせず)
心を削られてきた。だが、ばらばらになりそうな自分を、びくともせず
(ささえてきたのは、おさないひのやくそくだった。ゆうやけのした、ともとかわした)
支えてきたのは、幼い日の約束だった。夕焼けの下、友と交わした
(「いつかせかいをかえる」というゆめ。そのことばが、いまもむねのおくでもえている。)
「いつか世界を変える」という夢。その言葉が、今も胸の奥で燃えている。
(ろうじんはかたる。「たびは、ただとおくへいくことではない。おのれとむきあうことだ。)
老人は語る。「旅は、ただ遠くへ行くことではない。己と向き合うことだ。
(らくなみちなどないが、よどみないしんねんがあればみちはひらける。」りゅういちはふかくうなずいた。)
楽な道などないが、淀みない信念があれば道は開ける。」隆一は深く頷いた。
(たしかに、がむしゃらにすすむだけではたりない。ひたむきなどりょくとゆるがぬりそう)
たしかに、がむしゃらに進むだけでは足りない。ひたむきな努力とゆるがぬ理想
など
(そしてぼうぜんとたちつくすじかんさえもひつようなのだ。やがてあめはやみ、ほのかなひかりが)
そして呆然と立ち尽くす時間さえも必要なのだ。やがて雨はやみ、ほのかな光が
(くもまからさしこんだ。とうだいのひがともり、たゆまずかいてんする。そのひかりは、)
雲間から差し込んだ。灯台の火がともり、たゆまず回転する。その光は、
(たにをこえ、まちへ、そしてまだみぬみらいへとひろがっていく。りゅういちはふりかえらない。)
谷を越え、町へ、そしてまだ見ぬ未来へと広がっていく。隆一は振り返らない。
(たとえこんなんがふたたびおそおうとも、りそうをいだき、ぐっとこぶしをにぎりしめ、)
たとえ困難が再び襲おうとも、理想を抱き、ぐっと拳を握りしめ、
(ひとすじのみちをゆく。やがてかれのあゆみは、ばくぜんとしたふあんをこえ、)
ひとすじの道をゆく。やがて彼の歩みは、ばくぜんとした不安を越え、
(たしかなきぼうへとかわるだろう。たえずいどみ、らんらんとめをかがやかせ、がいぜんと)
確かな希望へと変わるだろう。たえず挑み、らんらんと目を輝かせ、がい然と
(むねをはり、はばたくようにすすみ、やがておとずれるよあけをむかえる。)
胸を張り、はばたくように進み、やがて訪れる夜明けを迎える。
(そのさきにあるのは、ぼくらがまだしらない、あたらしいものがたりである。)
その先にあるのは、ぼくらがまだ知らない、新しい物語である。