百人一首
平仮名で書かれている旧字体はそのままに。漢字は全て現代仮名遣いで入力してあります。
順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | a | 5884 | A+ | 5.9 | 99.2% | 150.4 | 892 | 7 | 15 | 2024/08/20 |
2 | ゆうりん | 5528 | A | 5.7 | 96.1% | 158.1 | 910 | 36 | 15 | 2024/11/05 |
3 | 長押し身近押し | 5279 | B++ | 5.5 | 95.1% | 160.8 | 895 | 46 | 15 | 2024/11/06 |
4 | mochi | 4405 | C+ | 4.5 | 97.6% | 198.4 | 896 | 22 | 15 | 2024/11/28 |
5 | お腹すいた | 4314 | C+ | 4.6 | 93.0% | 196.1 | 914 | 68 | 15 | 2024/11/21 |
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問題文
(あきのたのかりほのいおのとまをあらみわがころもではつゆにぬれつつ)
秋の田のかりほの庵の苫をあらみわが衣手は露にぬれつつ
(はるすぎてなつきにけらししろたえのころもほすてふあまのかぐやま)
春過ぎて夏来にけらし白妙の衣ほすてふ天の香具山
(あしびきのやまどりのおのしだりおのながながしよをひとりかもねむ)
あしびきの山鳥の尾のしだり尾のながながし夜をひとりかも寝む
(たごのうらにうちいでてみればしろたえのふじのたかねにゆきはふりつつ)
田子の浦にうち出でて見れば白妙の富士の高嶺に雪は降りつつ
(おくやまにもみじふみわけなくしかのこえきくときぞあきはかなしき)
奥山に紅葉踏みわけ鳴く鹿の声聞く時ぞ秋は悲しき
(かささぎのわたせるはしにおくしものしろきをみればよぞふけにける)
かささぎの渡せる橋に置く霜の白きを見れば夜ぞふけにける
(あまのはらふりさけみればかすがなるみかさのやまにいでしつきかも)
天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出でし月かも
(わがいおはみやこのたつみしかぞすむよをうぢやまとひとはいふなり)
わが庵は都のたつみしかぞ住む世をうぢ山と人は言ふなり
(はなのいろはうつりにけりないたづらにわがみよにふるながめせしまに)
花の色は移りにけりないたづらにわが身世にふるながめせし間に
(これやこのゆくもかえるもわかれてはしるもしらぬもおうさかのせき)
これやこの行くも帰るも別れては知るも知らぬも逢坂の関
(わたのはらやそしまかけてこぎいでぬとひとにはつげよあまのつりぶね)
わたの原八十島かけて漕ぎ出でぬと人には告げよあまのつり舟
(あまつかぜくものかよひじふきとぢよおとめのすがたしばしとどめむ)
天つ風雲の通ひ路吹き閉ぢよ乙女の姿しばしとどめむ
(つくばねのみねよりおつるみなのがわこいぞつもりてふちとなりぬる)
筑波嶺のみねより落つるみなの川恋ぞつもりて淵となりぬる
(みちのくのしのぶもぢずりたれゆえにみだれそめにしわれならなくに)
陸奥のしのぶもぢずり誰ゆゑに乱れそめにし我ならなくに
(きみがためはるののにいでてわかなつむわがころもでにゆきはふりつつ)
君がため春の野に出でて若菜つむわが衣手に雪は降りつつ
(たちわかれいなばのやまのみねにおふるまつとしきかばいまかえりこむ)
立ち別れいなばの山の峰に生ふるまつとし聞かば今帰り来む
(ちはやぶるかみよもきかずたつたがわからくれないにみずくくるとは)
ちはやぶる神代も聞かず竜田川からくれなゐに水くくるとは
(すみのえのきしによるなみよるさへやゆめのかよひじひとめよくらむ)
住の江の岸に寄る波よるさへや夢の通ひ路人目よくらむ
(なにわがたみじかきあしのふしのまもあはでこのよをすぐしてよとや)
難波潟短き蘆のふしの間も逢はでこの世を過ぐしてよとや
(わびぬればいまはたおなじなにわなるみをつくしてもあはむとぞおもふ)
わびぬれば今はた同じ難波なるみをつくしても逢はむとぞ思ふ
(いまこむといひしばかりにながつきのありあけのつきをまちいでつるかな)
今来むといひしばかりに長月の有明の月を待ち出でつるかな
(ふくからにあきのくさきのしをるればむべやまかぜをあらしといふらむ)
吹くからに秋の草木のしをるればむべ山風をあらしといふらむ
(つきみればちぢにものこそかなしけれわがみひとつのあきにはあらねど)
月見れば千々に物こそ悲しけれわが身ひとつの秋にはあらねど
(このたびはぬさもとりあへずたむけやまもみじのにしきかみのまにまに)
このたびは幣もとりあへず手向山紅葉の錦神のまにまに
(なにしおはばおうさかやまのさねかづらひとにしられでくるよしもがな)
名にし負はば逢坂山のさねかづら人に知られでくるよしもがな
(おぐらやまみねのもみぢばこころあらばいまひとたびのみゆきまたなむ)
小倉山みねのもみぢ葉心あらば今ひとたびのみゆき待たなむ
(みかのはらわきてながるるいづみがわいつみきとてかこいしかるらむ)
みかの原わきて流るるいづみ川いつみきとてか恋しかるらむ
(やまざとはふゆぞさびしさまさりけるひとめもくさもかれぬとおもへば)
山里は冬ぞさびしさまさりける人目も草もかれぬと思へば
(こころあてにおらばやおらむはつしものおきまどはせるしらぎくのはな)
心あてに折らばや折らむ初霜の置きまどはせる白菊の花
(ありあけのつれなくみえしわかれよりあかつきばかりうきものはなし)
有明のつれなく見えし別れより暁ばかり憂きものはなし
(あさぼらけありあけのつきとみるまでによしののさとにふれるしらゆき)
朝ぼらけ有明の月と見るまでに吉野の里に降れる白雪
(やまがわにかぜのかけたるしがらみはながれもあへぬもみじなりけり)
山川に風のかけたるしがらみは流れもあへぬ紅葉なりけり
(ひさかたのひかりのどけきはるのひにしづこころなくはなのちるらむ)
ひさかたの光のどけき春の日にしづ心なく花の散るらむ
(だれをかもしるひとにせむたかさごのまつもむかしのともならなくに)
誰をかも知る人にせむ高砂の松も昔の友ならなくに
(ひとはいさこころもしらずふるさとははなぞむかしのかににほひける)
人はいさ心も知らずふるさとは花ぞ昔の香ににほひける
(なつのよはまだよいながらあけぬるをくものいづこにつきやどるらむ)
夏の夜はまだ宵ながら明けぬるを雲のいづこに月宿るらむ
(しらつゆにかぜのふきしくあきののはつらぬきとめぬたまぞちりける)
白露に風の吹きしく秋の野はつらぬきとめぬ玉ぞ散りける
(わすらるるみをばおもはずちかひてしひとのいのちのおしくもあるかな)
忘らるる身をば思はず誓ひてし人の命の惜しくもあるかな
(あさじゅうのおののしのはらしのぶれどあまりてなどかひとのこいしき)
浅茅生の小野の篠原忍ぶれどあまりてなどか人の恋しき
(しのぶれどいろにいでにけりわがこいはものやおもふとひとのとふまで)
忍ぶれど色に出でにけりわが恋は物や思ふと人の問ふまで
(こいすてふわがなはまだきたちにけりひとしれずこそおもひそめしか)
恋すてふわが名はまだき立ちにけり人知れずこそ思ひそめしか
(ちぎりきなかたみにそでをしぼりつつすえのまつやまなみこさじとは)
契りきなかたみに袖をしぼりつつ末の松山波越さじとは
(あひみてののちのこころにくらぶればむかしはものをおもはざりけり)
逢ひ見ての後の心にくらぶれば昔は物を思はざりけり
(あふことのたえてしなくはなかなかにひとをもみをもうらみざらまし)
逢ふことの絶えてしなくはなかなかに人をも身をも恨みざらまし
(あはれともいふべきひとはおもほえでみのいたづらになりぬべきかな)
あはれともいふべき人は思ほえで身のいたづらになりぬべきかな
(ゆらのとをわたるふなびとかぢをたえゆくへもしらぬこいのみちかな)
由良の門を渡る舟人かぢを絶えゆくへも知らぬ恋の道かな
(やえむぐらしげれるやどのさびしきにひとこそみえねあきはきにけり)
八重葎しげれる宿のさびしきに人こそ見えね秋は来にけり
(かぜをいたみいわうつなみのおのれのみくだけてものをおもふころかな)
風をいたみ岩うつ波のおのれのみ砕けて物を思ふころかな
(みかきもりえじのたくひのよるはもえひるはきえつつものをこそおもへ)
御垣守衛士の焚く火の夜は燃え昼は消えつつ物をこそ思へ
(きみがためおしからざりしいのちさへながくもがなとおもひけるかな)
君がため惜しからざりし命さへ長くもがなと思ひけるかな
(かくとだにえやはいぶきのさしもぐささしもしらじなもゆるおもひを)
かくとだにえやは伊吹のさしも草さしも知らじな燃ゆる思ひを
(あけぬればくるるものとはしりながらなほうらめしきあさぼらけかな)
明けぬれば暮るるものとは知りながらなほ恨めしき朝ぼらけかな
(なげきつつひとりぬるよのあくるまはいかにひさしきものとかはしる)
嘆きつつひとり寝る夜の明くる間はいかに久しきものとかは知る
(わすれじのゆくすえまではかたければけふをかぎりのいのちともがな)
忘れじの行く末まではかたければけふを限りの命ともがな
(たきのおとはたえてひさしくなりぬれどなこそながれてなほきこえけれ)
滝の音は絶えて久しくなりぬれど名こそ流れてなほ聞こえけれ
(あらざらむこのよのほかのおもひでにいまひとたびのあふこともがな)
あらざらむこの世のほかの思ひ出にいまひとたびの逢ふこともがな
(めぐりあひてみしやそれともわかぬまにくもがくれにしよわのつきかな)
めぐり逢ひて見しやそれともわかぬ間に雲隠れにし夜半の月かな
(ありまやまいなのささはらかぜふけばいでそよひとをわすれやはする)
有馬山猪名の笹原風吹けばいでそよ人を忘れやはする
(やすらはでねなましものをさよふけてかたぶくまでのつきをみしかな)
やすらはで寝なましものを小夜ふけてかたぶくまでの月を見しかな
(おおえやまいくののみちのとおければまだふみもみずあまのはしだて)
大江山いくのの道の遠ければまだふみもみず天の橋立
(いにしへのならのみやこのやえざくらけふここのえににほひぬるかな)
いにしへの奈良の都の八重桜けふ九重ににほひぬるかな
(よをこめてとりのそらねははかるともよにおうさかのせきはゆるさじ)
夜をこめて鶏の空音ははかるともよに逢坂の関はゆるさじ
(いまはただおもひたえなむとばかりをひとづてならでいふよしもがな)
今はただ思ひ絶えなむとばかりを人づてならでいふよしもがな
(あさぼらけうじのかわぎりたえだえにあらはれわたるせぜのあじろぎ)
朝ぼらけ宇治の川霧たえだえにあらはれわたる瀬々の網代木
(うらみわびほさぬそでだにあるものをこいにくちなむなこそおしけれ)
恨みわび乾さぬ袖だにあるものを恋に朽ちなむ名こそ惜しけれ
(もろともにあはれとおもへやまざくらはなよりほかにしるひともなし)
もろともにあはれと思へ山桜花よりほかに知る人もなし
(はるのよのゆめばかりなるたまくらにかひなくたたむなこそおしけれ)
春の夜の夢ばかりなる手枕にかひなく立たむ名こそ惜しけれ
(こころにもあらでうきよにながらへばこいしかるべきよわのつきかな)
心にもあらでうき世にながらへば恋しかるべき夜半の月かな
(あらしふくみむろのやまのもみぢばはたつたのかわのにしきなりけり)
あらし吹く三室の山のもみぢ葉は竜田の川の錦なりけり
(さびしさにやどをたちいでてながむればいづこもおなじあきのゆうぐれ)
さびしさに宿を立ち出でてながむればいづこも同じ秋の夕暮
(ゆうさればかどたのいなばおとづれてあしのまろやにあきかぜぞふく)
夕されば門田の稲葉おとづれて蘆のまろやに秋風ぞ吹く
(おとにきくたかしのはまのあだなみはかけじやそでのぬれもこそすれ)
音に聞く高師の浜のあだ波はかけじや袖のぬれもこそすれ
(たかさごのおのえのさくらさきにけりとやまのかすみたたずもあらなむ)
高砂の尾上の桜咲きにけり外山の霞立たずもあらなむ
(うかりけるひとをはつせのやまおろしよはげしかれとはいのらぬものを)
憂かりける人を初瀬の山おろしよはげしかれとは祈らぬものを
(ちぎりおきしさせもがつゆをいのちにてあはれことしのあきもいぬめり)
契りおきしさせもが露を命にてあはれ今年の秋もいぬめり
(わたのはらこぎいでてみればひさかたのくもいにまがふおきつしらなみ)
わたの原漕ぎ出でて見ればひさかたの雲ゐにまがふ沖つ白波
(せをはやみいわにせかるるたきがわのわれてもすえにあはむとぞおもふ)
瀬を早み岩にせかるる滝川のわれても末に逢はむとぞ思ふ
(あわじしまかよふちどりのなくこえにいくよねざめぬすまのせきもり)
淡路島かよふ千鳥の鳴く声にいく夜ねざめぬ須磨の関守
(あきかぜにたなびくくものたえまよりもれいづるつきのかげのさやけさ)
秋風にたなびく雲の絶え間よりもれ出づる月の影のさやけさ
(ながからむこころもしらずくろかみのみだれてけさはものをこそおもへ)
長からむ心も知らず黒髪の乱れて今朝は物をこそ思へ
(ほととぎすなきつるかたをながむればただありあけのつきぞのこれる)
ほととぎす鳴きつる方を眺むればただ有明の月ぞ残れる
(おもひわびさてもいのちはあるものをうきにたへぬはなみだなりけり)
思ひわびさても命はあるものを憂きに堪へぬは涙なりけり
(よのなかよみちこそなけれおもひいるやまのおくにもしかぞなくなる)
世の中よ道こそなけれ思ひ入る山の奥にも鹿ぞ鳴くなる
(ながらへばまたこのころやしのばれむうしとみしよぞいまはこいしき)
ながらへばまたこの頃やしのばれむ憂しと見し夜ぞ今は恋しき
(よもすがらものおもふころはあけやらでねやのひまさへつれなかりけり)
夜もすがら物思ふころは明けやらで閨のひまさへつれなかりけり
(なげけとてつきやはものをおもはするかこちがおなるわがなみだかな)
嘆けとて月やはものを思はするかこち顔なるわが涙かな
(むらさめのつゆもまだひぬまきのはにきりたちのぼるあきのゆうぐれ)
村雨の露もまだひぬ槙の葉に霧たちのぼる秋の夕暮
(なにわえのあしのかりねのひとよゆえみをつくしてやこひわたるべき)
難波江の蘆のかりねのひとよゆゑみをつくしてや恋ひわたるべき
(たまのおよたえなばたえねながらへばしのぶることのよわりもぞする)
玉の緒よ絶えなば絶えねながらへば忍ぶることの弱りもぞする
(みせばやなおしまのあまのそでだにもぬれにぞぬれしいろはかはらず)
見せばやな雄島のあまの袖だにも濡れにぞ濡れし色はかはらず
(きりぎりすなくやしもよのさむしろにころもかたしきひとりかもねむ)
きりぎりす鳴くや霜夜のさむしろに衣かたしきひとりかも寝む
(わがそではしおひにみえぬおきのいしのひとこそしらねかわくまもなし)
わが袖は潮干に見えぬ沖の石の人こそ知らね乾く間もなし
(よのなかはつねにもがもななぎさこぐあまのおぶねのつなでかなしも)
世の中は常にもがもな渚漕ぐあまの小舟の綱手かなしも
(みよしののやまのあきかぜさよふけてふるさとさむくころもうつなり)
み吉野の山の秋風小夜ふけてふるさと寒く衣うつなり
(おほけなくうきよのたみにおほふかなわがたつそまにすみぞめのそで)
おほけなくうき世の民におほふかなわがたつ杣に墨染の袖
(はなさそふあらしのにわのゆきならでふりゆくものはわがみなりけり)
花さそふ嵐の庭の雪ならでふりゆくものはわが身なりけり
(こぬひとをまつほのうらのゆうなぎにやくやもしおのみもこがれつつ)
来ぬ人をまつほの浦の夕なぎに焼くや藻塩の身もこがれつつ
(かぜそよぐならのおがわのゆうぐれはみそぎぞなつのしるしなりける)
風そよぐならの小川の夕暮はみそぎぞ夏のしるしなりける
(ひともをしひともうらめしあぢきなくよをおもふゆえにものおもふみは)
人もをし人もうらめしあぢきなく世を思ふゆゑに物思ふ身は
(ももしきやふるきのきばのしのぶにもなほあまりあるむかしなりけり)
ももしきや古き軒端のしのぶにもなほあまりある昔なりけり