pinkie / BUMP OF CHICKEN

(みらいのわたしがわらってなくてもあなたとのいまをおぼえててほしい)

未来の私が笑ってなくても あなたとの今を覚えてて欲しい

(こころのはじまりはつよすぎてことばじゃまにあわなくて)

心の始まりは強すぎて 言葉じゃ間に合わなくて

(たりないからどんどんたすからよわくなっておわりにした)

足りないからどんどん足すから 弱くなって終わりにした

(くりかえすことをうたがわずになくすことをおそれずに)

繰り返す事を疑わずに 無くす事を恐れずに

(じぶんのじゃないものがたりのはじっこにかくれてわらった)

自分のじゃない物語の はじっこに隠れて笑った

(そうしなきゃどうにもいきができなかった)

そうしなきゃどうにも 息が出来なかった

(たいしてすきでもないでもつないだまいにち)

たいして好きでもない でも繋いだ毎日

(あなたのためとはいえないけど)

あなたのためとは 言えないけど

(あなたひとりがきいてくれたらもうそれでいい)

あなた一人が聴いてくれたら もうそれでいい

(やくそくはだれかとつくるものでだれかががんばりやで)

約束は誰かと作るもので 誰かが頑張り屋で

(おいつけなくてはなれてじぶんだけがまだもってる)

追い付けなくて離れて 自分だけがまだ持ってる

(あすにのぞまなくなったのはきょうがそのこたえだから)

明日に望まなくなったのは 今日がその答えだから

(あきらめてぜんぶうけいれてでもはじっこにかくしてもってる)

諦めて全部受け入れて でもはじっこに隠して持ってる

(にじんでもきえないひとりみたさくら)

滲んでも消えない ひとり見た桜

(ねむりのいりぐちでてをつないでみてる)

眠りの入り口で 手を繋いで見てる

(かわれなくていつもとまどうけど)

変われなくて いつも戸惑うけど

(だれかひとりがみとめてくれたらもうそれでいい)

誰か一人が認めてくれたら もうそれでいい

(かこからのこえはなにもしらないからかってなことばかりそれはわかってる)

過去からの声は何も知らないから 勝手な事ばかり それは解ってる

(みらいのわたしがわらってなくてもあなたとのいまをおぼえててほしい)

未来の私が笑ってなくても あなたとの今を覚えてて欲しい

(こころのはじまりはもろすぎてことばにはきらわれて)

心の始まりは脆すぎて 言葉には嫌われて

(なにをどうしたってておくれでくだけちっておわりにした)

何をどうしたって手遅れで 砕け散って終わりにした

(おわりにしたらはじまってことばもこころもこえて)

終わりにしたら始まって 言葉も心も超えて

(ささやかなひびきになってさよならのむこうへ)

ささやかな響きになって さよならの向こうへ

(かわれなくていつもとまどうけど)

変われなくて いつも戸惑うけど

(だれかひとりがわらってくれたらぼくはこれがいい)

誰か一人が笑ってくれたら 僕はこれがいい

(あなたのためとはいえないけど)

あなたのためとは 言えないけど

(あなたひとりがきいてくれたらもうそれでいい)

あなた一人が聴いてくれたら もうそれでいい

(みらいのあなたがわらってないならうたいかけるいまにきづいてほしい)

未来のあなたが笑ってないなら 歌いかける今に 気付いて欲しい

(みらいのわたしをおもいだせたらあなたとのいまをわすれなくていい)

未来の私を思い出せたら あなたとの今を忘れなくていい