ソリチュード・サマー
作曲:Re:nG
編曲:Re:nG
唄:KAITO
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もういいよ ただそれだけの言葉が
言えないまま過ぎて行く 淀む季節
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歌詞(問題文)
(まがいもののきおく)
まがい物の記憶
(きみをうめたあすふぁると)
君を埋めたアスファルト
(ふみつけたせみのしがい)
踏みつけた蝉の死骸
(おろしたてのくつをよごした)
下ろし立ての靴を汚した
(あきらめたようにねそっとまぶたをとじた)
諦めたようにね そっとまぶたを閉じた
(のみこぼしたみずがくびをつたい)
飲みこぼした水が首を伝い
(ねつをなめた)
熱を舐めた
(あせばんだからだよじらせ)
汗ばんだ体捩らせ
(だるそうにくちをあけた)
だるそうに口を開けた
(あいしてるはきすてたようなこえが)
あいしてる 吐き捨てたような声が
(みみにこびりついたまま)
耳にこびりついたまま
(ひとりはてた)
一人果てた
(みるきのないてれび)
見る気の無いテレビ
(きたないうみひとのむれ)
汚い海 人の群
(なまぬるいへやのなかで)
生ぬるい部屋の中で
(とけたきみにおぼれていたい)
溶けた君に溺れていたい
(たべあきたももからしたたるあまいしずく)
食べ飽きた桃から滴る甘い雫
(むしゃぶりつくはだはいつもおなじ)
むしゃぶりつく肌はいつも同じ
(しろいせなか)
白い背中
(ざらついたしたをからませ)
ざらついた舌を絡ませ
(ぬかるみにゆびをいれた)
泥濘に指を入れた
(もういいよただそれだけのことばが)
もういいよ ただそれだけの言葉が
(いえないまますぎていく)
言えないまま過ぎて行く
(よどむきせつ)
淀む季節
(うすあかるいあさにまどろみながらふれた)
薄明るい朝に微睡みながら触れた
(しりつくしたはずのきみのむねが)
知り尽くしたはずの君の胸が
(すなにかわる)
砂に変わる
(あさはかなゆめのだいしょう)
浅はかな 夢の代償
(ついおくをなみがさらう)
追憶を波が攫う
(あいしてるかれはてたようなこえは)
あいしてる 枯れ果てたような声は
(だれにもとどかずきえた)
誰にも届かず消えた
(なつのおわり)
夏の終わり