奇跡の人

(このごろぼくふとおもうねんなんややぶからぼうやなあ)

この頃僕ふと思うねん　なんや藪から棒やなあ

(ちゃんとけっこんできるんかま、できたらきせきやなあ)

ちゃんと結婚できるんか　ま、出来たら奇跡やなあ

(かていはふたりでつくるものそりゃまあそのとおり)

家庭は二人で作るもの　そりゃまあそのとおり

(きせきのあいてにであえるんやろかああ、それはほんまやなー)

奇跡の相手に出会えるんやろか　ああ、それはほんまやなー

(わかいこみてたらこしひけんねんちょっとわかるきするわ)

若い子見てたら腰引けんねん　ちょっと解る気するわ

(ぷらいどむきだしそのくせげひんたしかにそんなこおおいなあ)

プライド剥き出しそのくせ下品　確かにそんな子多いなあ

(じぶんにだけしかきょうみはないしへいきでうそつくだれでもためぐち)

自分にだけしか興味は無いし　平気で嘘付く誰でもため口

(あさからばんまでひとのわるぐちりこしゅぎはじないひとだらけ)

朝から晩まで人の悪口　利己主義恥じない人だらけ

(うそでもせいけつそうにしろいやうそはやっぱあかんて)

嘘でも清潔そうにしろ　いや嘘はやっぱあかんて

(うえからめせんでなんでもいうなおれをしはいするな)

上から目線で何でも言うな　俺を支配するな

(ありがとうとごめんなさいはちゃんとことばにだしなさい)

ありがとうとごめんなさいは　ちゃんと言葉に出しなさい

(みてくればかりがみりょくじゃないよこころのにしきがだいじだよ)

見てくればかりが魅力じゃ無いよ　心の錦が大事だよ

(ああなんてせつないんだろだめなこばかりめだつのか)

ああ　なんて切ないんだろ　駄目な子ばかり目立つのか

(けどぜったいゆめはてばなさないおれもわるいとこなおすから)

けど絶対夢は手放さない　俺も悪いとこ直すから

(このよのどこかにうまれてるはずのきみにあいたい)

此の世のどこかに　生まれてるはずの　君に会いたい

(いっしょけんめいなひとをわらったらゆるさへん)

一所懸命な人を　笑ったら許さへん

(すまほじゃなくておれをみろよかいわがいちばんだいじやん)

スマホじゃなくて俺を見ろよ　会話が一番大事やん

(ことばづかいとれいぎだけはちゃんとしとこうよ)

言葉遣いと礼儀だけは　ちゃんとしとこうよ

(つめたいひととはくらせないこころのおんどのはなしやで)

冷たい人とは暮らせない　心の温度の話やで

(まじめないろけとひとのよさおれのともだちたいせつに)

真面目な色気と人の好さ　俺の友だち大切に

(えがおがにあってやさしくてじょうずにおとこをたてるひと)

笑顔が似合って優しくて　上手に男を立てる人

(きづかいじょうずでかていてきつらいときこそそばにいて)

気遣い上手で家庭的　辛いときこそ側に居て

(どんなときでもたがいのみかたげんきであかるいきみがいい)

どんなときでも互いの味方　元気で明るい君が良い

(ああ、めぐりあえるのかそんなこきっといるだろか)

ああ、巡り会えるのか　そんな子きっと居るだろか

(こんなおれでもあいしてくれるひとおれもだめなとこなおすから)

こんな俺でも愛してくれる人　俺も駄目なとこ直すから

(ひょっとしてもうそばにいてきづいていないだけのきみにあいたい)

ひょっとしてもう側に居て　気づいていないだけの　君に会いたい

(じいちゃんばあちゃんになったらかいごしあおうな)

じいちゃんばあちゃんになったら　介護し合おうな

(わらいのたえないくらしができたらいいな)

笑いの絶えない暮らしが　出来たらいいな

(はずかしくていえなくてもあいしているからな)

恥ずかしくて言えなくても　愛しているからな

(しぬときてがみをのこすからいまでもだいすきと)

死ぬとき手紙を残すから　「今でも大好き」と

(ああ、すべてにありがとうであえてしあわせでしたと)

ああ、全てにありがとう　出会えて幸せでしたと

(きせきのひととくらせたならおれいいやつになるからな)

奇跡の人と暮らせたなら　俺好い奴になるからな

(しあわせたくさんかかえてどこかでまってる)

幸せ沢山抱えて　どこかで待ってる

(きみにあいたい)

君に会いたい