百人一首タイピング(2)
まったり、ゆったり、のんびりと、
やって行きましょう。
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問題文
(かくとだにえはやいぶきのさしもぐささしもしらじなもゆるおもひを)
かくとだにえはや伊吹のさしもぐささしもしらじなもゆるおもひを
(あけぬればくるるものとはしりながらなほうらめしきあさぼらけかな)
明ぬればくるるものとは知りながらなほうらめしきあさぼらけかな
(なげきつつひとりぬるよのあくるまはいかにひさしきものとかはしる)
歎きつつ独りぬる夜の明るまはいかに久しきものとかは知る
(わすれじのゆくすえまではかたければけふをかぎりのいのちともがな)
忘れじの行末まではかたければけふをかぎりのいのちともがな
(たきのおとはたえてひさしくなりぬれどなこそながれてなほきこえけれ)
滝のおとはたえて久しく成ぬれどなこそ流れてなほきこえけれ
(あらざらむこのよのほかのおもひでにいまひとたびのあふこともがな)
有らざらむ比の世の外のおもひ出に今一たびの逢ふこともがな
(めぐりあひてみしやそれともわかぬまにくもがくれにしよはのつきかな)
めぐり逢ひて見しやそれともわかぬまに雲がくれにし夜半のつきかな
(ありまやまいなのささはらかぜふけばいでそよひとをわすれやはする)
有馬山猪名のささ原風吹けばいでそよ人を忘れやはする
(やすらはでねなましものをさよふけてかたぶくまでのつきをみしかな)
やすらはで寝なましものを小夜ふけてかたぶくまでの月を見しかな
(おほえやまいくののみちのとほければまだふみもみずあまのはしだて)
大江山いく野の道のとほければまだふみもみずあまのはしだて
(いにしへのならのみやこのやへざくらけふここのへににほひぬるかな)
古の奈良のみやこの八重ざくらけふ九重ににほひぬるかな
(よをこめてとりのそらねははかるともよにあふさかのせきはゆるさじ)
よを籠てとりの空音ははかるともよにあふさかのせきはゆるさじ
(いまはただおもひたえなむとばかりをひとづてならでいふよしもがな)
今は只おもひ絶なむとばかりを人づてならでいふよしもがな
(あさぼらけうぢのかはぎりたえだえにあらはれわたるせぜのあじろぎ)
朝ぼらけ宇治の川ぎりたえだえにあらはれわたる瀬々のあじろぎ
(うらみわびほさぬそでだにあるものをこひにくちなむなこそをしけれ)
恨みわびほさぬ袖だにあるものを恋にくちなむ名こそをしけれ
(もろともにあわれとおもへやまざくらはなよりほかにしるひともなし)
もろともに哀れとおもへ山桜花より外にしる人もなし
(はるのよのゆめばかりなるたまくらにかひなくたたむなこそをしけれ)
春の夜の夢ばかりなる手まくらにかひなく立たむ名こそをしけれ
(こころにもあらでうきよにながらへばこひしかるべきよはのつきかな)
心にもあらで浮世にながらへば恋しかるべき夜半の月かな
(あらしふくみむろのやまのもみぢばはたつたのかはのにしきなりけり)
あらしふく三室のやまのもみぢばはたつたの川のにしきなりけり
(さびしさにやどをたちいでてながむればいづこもおなじあきのゆふぐれ)
寂しさに宿を立出てながむればいづこもおなじ秋のゆふぐれ
(ゆふさればかどたのいなばおとづれてあしのまろやにあきかぜぞふく)
夕されば門田の稲葉おとづれてあしのまろやに秋かぜぞふく
(おとにきくたかしのはまのあだなみはかけじやそでのぬれもこそすれ)
音にきく高師の浜のあだなみはかけじやそでのぬれもこそすれ
(たかさごのをのへのさくらさきにけりとやまのかすみたたずもあらなむ)
高砂の尾上のさくらさきにけり外山のかすみたたずもあらなむ
(うかりけるひとをはつせのやまおろしよはげしかれとはいのらぬものを)
うかりける人を初瀬の山おろしよはげしかれとはいのらぬものを
(ちぎりをきしさせもがつゆをいのちにてあはれことしのあきもいぬめり)
契りをきしさせもが露を命にてあはれことしの秋もいぬめり
(わたのはらこぎいでてみればひさかたのくもいにまがふおきつしらなみ)
和田の原こぎ出て見れば久かたの雲井にまがふおきつしらなみ
(せをはやみいはにせかるるたきがはのわれてもすえにあはむとぞおもふ)
瀬をはやみ岩にせかるる滝川のわれても末にあはむとぞ思ふ
(あわぢしまかよふちどりのなくこえにいくよねざめぬすまのせきもり)
淡路島かよふ千鳥のなくこゑにいく夜ねざめぬすまの関もり
(あきかぜにたなびくくものたえまよりもれいづるつきのかげのさやけさ)
秋風にたなびく雲のたえまよりもれいづる月のかげのさやけさ
(ながからむこころもしらずくろかみのみだれてけさはものをこそおもへ)
長からむ心もしらず黒髪のみだれてけさはものをこそ思へ
(ほととぎすなきつるかたをながむればただありあけのつきぞのこれる)
ほととぎす鳴つる方をながむればただ有明の月ぞのこれる
(おもひわびさてもいのちはあるものをうきにたへぬはなみだなりけり)
思ひわびさても命はあるものをうきにたへぬはなみだなりけり
(よのなかよみちこそなけれおもひいるやまのおくにもしかぞなくなる)
世の中よ道こそなけれ思ひいる山のおくにも鹿ぞなくなる
(ながらへばまたこのごろやしのばれむうしとみしよぞいまはこひしき)
長らへばまた此頃やしのばれむうしとみし世ぞいまはこひしき
(よもすがらものおもふころはあけやらでねやのひまさへつれなかりけり)
夜もすがら物思ふ頃はあけやらでねやのひまさへつれなかりけり
(なげけとてつきやはものをおもはするかこちがほなるわがなみだかな)
歎けとて月やは物をおもはするかこちがほなるわがなみだかな
(むらさめのつゆもまだひぬまきのはにきりたちのぼるあきのゆふぐれ)
村雨の露もまだひぬまきの葉に霧たちのぼる秋のゆふぐれ
(なにはえのあしのかりねのひとよゆえみをつくしてやこひわたるべき)
難波江のあしの仮寝のひとよゆゑみをつくしてやこひわたるべき
(たまのをよたえなばたえねながらへばしのぶることのよわりもぞする)
玉のをよ絶なば絶ね永らへば忍ぶる事のよわりもぞする
(みせばやなをじまのあまのそでだにもぬれにぞぬれしいろはかはらず)
見せばやな雄島の海士の袖だにもぬれにぞぬれしいろはかはらず
(きりぎりすなくやしもよのさむしろにころもかたしきひとりかもねむ)
きりぎりす鳴や霜夜のさむしろに衣かたしきひとりかもねむ
(わがそではしほひにみえぬおきのいしのひとこそしらねかわくまもなし)
我袖は汐干に見えぬおきの石のひとこそ知らねかわく間もなし
(よのなかはつねにもがもななぎさこぐあまのをぶねのつなでかなしも)
世の中は常にもがもななぎさこぐあまのをぶねの綱手かなしも
(みよしののやまのあきかぜさよふけてふるさとさむくころもうつなり)
三芳野の山の秋風小夜更けてふる郷さむく衣うつなり
(おほけなくうきよのたみにおほふかなわがたつそまにすみぞめのそで)
おほけなく浮世の民におほふかなわが立つそまにすみぞめのそで
(はなさそふあらしのにはのゆきならでふりゆくものはわがみなりけり)
花さそふ嵐の庭の雪ならでふりゆくものはわが身なりけり
(こぬひとをまつほのうらのゆふなぎにやくやもしほのみもこがれつつ)
こぬ人をまつほの浦の夕なぎにやくやもしほの身もこがれつつ
(かぜそよぐならのをがはのゆふぐれはみそぎぞなつのしるしなりける)
風そよぐ奈良の小川のゆふぐれはみそぎぞ夏のしるしなりける
(ひともをしひともうらめしあぢきなくよをおもふゆえにものおもふみは)
人もをし人も恨めし味気なく世を思ふ故にもの思ふ身は
(ももしきやふるきのきばのしのぶにもなほあまりあるむかしなりけり)
百敷や古き軒端のしのぶにもなほあまり有むかしなりけり