The Everlasting

(せかいはおわりをつげようとしてる)

世界は終わりを告げようとしてる

(だれにももうとめられはしない)

誰にももう止められはしない

(はじまる)

――――始まる

(ほうかいのしんふぉにーがなりひびいて)

崩壊の交響曲(シンフォニー)が鳴り響いて

(ふるあめはまるでなみだのねいろ)

降る雨はまるで涙の音色

(おしえて)

教えて

(しはいししはいされひとたちは)

支配し支配され人達は

(いつかそのこころににくしみを)

いつかその心に憎しみを

(そしてあいすることをおもいだせず)

そして愛することを思い出せず

(あらそうの)

争うの?

(このうたがきこえてる)

この歌が聴こえてる

(いのちあるすべてのものよ)

生命(いのち)ある全ての者よ

(しんじつはあなたのむねのなかにある)

真実はあなたの胸の中にある

(あらしのうみをゆくときも)

嵐の海を行く時も

(けっしておくすることのないつよさを)

決して臆することのない強さを

(くれるから)

くれるから

(けれどもすすむほどかぜはつよく)

けれども進むほど風は強く

(きぼうのひはやがてきえていく)

希望の灯はやがて消えていく

(あかりをよこせとうばいあい)

「明かりをよこせ」と奪い合い

(はてにひとはころしあう)

果てに人は殺し合う

(なみだなどとうにかれて)

涙などとうに枯れて

(きづいて)

気付いて

(そのめはたがいをみとめるため)

その目は互いを認めるため

(そのこえはおもいをつたえるため)

その声は想いを伝えるため

(そのてはだいじなひととつなぐためにある)

その手は大事な人と繋ぐためにある

(このうたがきこえてる)

この歌が聴こえてる

(せかいじゅうのよるべなきものよ)

世界中の寄る辺なき者よ

(きぼうはあなたのむねのなかにある)

希望はあなたの胸の中にある

(もえさかるほのおのなかでも)

燃え盛る焔の中でも

(けっしてきずつくことのないつよさを)

決して傷つくことのない強さを

(くれるから)

くれるから

(そのてでまもろうとしたものは)

その手で守ろうとしたものは

(あいするものだったのだろうか)

愛する者だったのだろうか

(あかくそまったそのてをながめて)

紅く染まったその手を眺めて

(やっとみずからがしてきたおろかさを)

やっと自らがしてきた愚かさを

(あやまちとみとめるそのつみを)

過ちと認めるその罪を

(とめどなくあふれるそのなみだをしる)

とめどなくあふれるその涙を知る

(このうたがきこえてる)

この歌が聴こえてる

(いのちあるすべてのものよ)

生命ある全ての者よ

(しんじつはあなたのむねのなかにある)

真実はあなたの胸の中にある

(あらしのうみはしずまった)

嵐の海は静まった

(うしなったものはかぞえきれなくとも)

失ったものは数えきれなくとも

(このうたがきこえてる)

この歌が聴こえてる

(せかいじゅうのよるべなきものよ)

世界中の寄る辺なき者よ

(きぼうはあなたのむねのなかにある)

希望はあなたの胸の中にある

(かなしみのよるをこえるとき)

悲しみの夜を超える時

(かならずあなたはいきていくつよさを)

必ずあなたは生きていく強さを

(もてるから)

持てるから―