嗚呼、素晴らしきニャン生

(これはかわいいおじょうさんまっしろなけがとてもすてきね)

これは可愛いお嬢さん真っ白な毛がとても素敵ね

(こんなつきがきれいなよるはぼくといっしょにあそびませんか)

こんな月が綺麗な夜は僕と一緒に遊びませんか

(にゃんせいはいちどきりたのしむがかちなのです)

ニャン生は一度きり楽しむが勝ちなのです

(あなたをしばるくびわはかみちぎってあげましょう)

あなたを縛る首輪は噛みちぎってあげましょう

(のらはさいこうにゃんにゃんにゃん)

野良は最高にゃんにゃんにゃん

(さかなくすめてはとおいかけて)

魚くすめて鳩追いかけて

(ひるまははたらくにんげんをしりめにやねのうえでゆめうつつ)

昼間は働く人間を尻目に屋根の上で夢うつつ

(あなたもじゆうににゃんにゃんにゃん)

あなたも自由ににゃんにゃんにゃん

(すてきななかまをしょうかいしましょう)

素敵な仲間を紹介しましょう

(さぁこのまどをひらいてとびだすのです)

さぁこの窓を開いて飛び出すのです

(これはきままなのらねこさんやみのなかめだけがひかってる)

これは気ままな野良猫さん闇の中目だけが光ってる

(ずいぶんくちがじょうずだけどわたしはばかなおんなじゃないわ)

随分口が上手だけど私はバカな女じゃないわ

(にゃんせいはいちどきりだからこそかわれるのよ)

ニャン生は一度きりだからこそ飼われるのよ

(ぶらんどくびわのかちがあなたにはわかるかしら)

ブランド首輪の価値があなたには分かるかしら

(わたしはゆうがよにゃんにゃんにゃん)

私は優雅よにゃんにゃんにゃん

(おいしいしょくじにふかふかべっど)

美味しい食事にふかふかベッド

(みずはちょっぴりにがてだけどまいにちしゃわーだってあびれるの)

水はちょっぴり苦手だけど毎日シャワーだって浴びれるの

(それにくらべてにゃんにゃんにゃん)

それに比べてにゃんにゃんにゃん

(あなたはだれにまもってもらうの)

あなたは誰に守ってもらうの

(あしたくるまにひかれるかもしれないじゃない)

明日車に轢かれるかもしれないじゃない

(そんなつよきなとこもすてきです)

そんな強気なとこも素敵です

(いっそうあなたをすきになりました)

一層あなたを好きになりました

(あらしょうじきねでもそんなやりかたじゃこころゆらがないわ)

あら正直ねでもそんなやり方じゃ心揺らがないわ

(ぼくのゆめはにゃんにゃんにゃん)

僕の夢はにゃんにゃんにゃん

(いつかはこのまちをとびだして)

いつかはこの街を飛び出して

(はるかきたのくににたびしておーろらをこのめでみることです)

遥か北の国に旅してオーロラをこの目で見ることです

(そこにあなたがにゃんにゃんにゃん)

そこにあなたがにゃんにゃんにゃん

(いてくれたらなんてすてきでしょう)

居てくれたらなんて素敵でしょう

(だけどそれはかなわないらしい)

だけどそれは叶わないらしい

(いきかたはにゃんにゃんにゃん)

生き方はにゃんにゃんにゃん

(そうかんたんにはかえられないの)

そう簡単には変えられないの

(それにわたしをかっているおんなのこをひとりにできないわ)

それに私を飼っている女の子を一人にできないわ

(はなしのとちゅうよにゃんにゃんにゃん)

話の途中よにゃんにゃんにゃん

(あら、もういっちゃうのねぇ、ちょっと！)

あら、もう行っちゃうのねぇ、ちょっと！

(あしたもここにきていいのよまってるから)

明日もここに来ていいのよ待ってるから