心霊写真 -49-

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師匠シリーズ
以前cicciさんが更新してくださっていましたが、更新が止まってしまってしまったので、続きを代わりにアップさせていただきます。
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順位 名前 スコア 称号 打鍵/秒 正誤率 時間(秒) 打鍵数 ミス 問題 日付
1 berry 8302 8.3 98.8% 312.9 2628 30 59 2026/08/23
2 HAKU 8084 8.2 97.4% 321.6 2669 69 59 2026/08/22
3 kaa 6808 S++ 7.1 95.1% 372.2 2670 136 59 2026/08/20
4 りく 6306 S 6.4 97.4% 415.3 2690 71 59 2026/08/24
5 Par2 4207 C 4.2 97.9% 611.0 2627 56 59 2026/08/21

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問題文

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(「へんたいどもごようたしのしゃしんやのつぎは、しゃしんくようのてらか。) 「変態ども御用達の写真屋の次は、写真供養の寺か。 (わかりやすいなあ、おまえら。) 分かりやすいなあ、お前ら。 (あのでぶにきいたぜ。おまえらがこぴーじゃなく、) あのデブに訊いたぜ。お前らがコピーじゃなく、 (おりじなるのほうをもってるってことはな」) オリジナルの方を持ってるってことはな」 (それをきいてがくぜんとする。) それを聞いて愕然とする。 (すべてばれてる。なぜだ。まさか、びこうされていたというのか。このおとこに?) すべてばれてる。なぜだ。まさか、尾行されていたと言うのか。この男に? (「やっぱりたむらのやろうとつるんでやがったのか。) 「やっぱり田村の野郎とつるんでやがったのか。 (いや、ちがうな。おれたちがみうしなっているたむらが、) いや、違うな。俺たちが見失っている田村が、 (わざわざおまえらにしゃしんをあずけるわけがない。) わざわざお前らに写真を預けるわけがない。 (そんなきけんをおかすわけが・・・・・) そんな危険を冒すわけが・・・・・ (どうせおしつけられたんだろう。にげているあいだに。) どうせ押し付けられたんだろう。逃げている間に。 (じむしょにおしかけてきたってときだ」) 事務所に押しかけて来たって時だ」 (ちゃぱつはもういっぱつはらにぱんちをいれてきた。いきができなくなる。) 茶髪はもう一発腹にパンチを入れて来た。息が出来なくなる。 (さげかけたあたまを、むりやりかみのけをつかまれておこされる。) 下げかけた頭を、無理やり髪の毛を掴まれて起こされる。 (「おいおい、なんだっつの。そのめはよお。) 「おいおい、なんだっつの。その目はよお。 (たんていのじむしょでおれをにらんでたいせいのよさはどこいった」) 探偵の事務所で俺を睨んでた威勢の良さはどこ行った」 (そういったしゅんかん、おとこのにやついていたかおのひょうじょうが、) そう言った瞬間、男のニヤついていた顔の表情が、 (きんにくごとつくりかえられたようにひょうへんし、) 筋肉ごと作り替えられたように豹変し、 (したからほそいめがこちらのしんちゅうをみすかすかのごとく、れいしょうをたたえていた。) 下から細い目がこちらの心中を見透かすかのごとく、冷笑をたたえていた。 (「ひとをみかけではんだんしてはいけないと、おそわらなかったか」) 「人を見かけで判断してはいけないと、教わらなかったか」
など
(ちゃぱつはくちびるをあまりうごかさず、しずかにそういった。) 茶髪は唇をあまり動かさず、静かにそう言った。 (まつうらにかんじたのとどうしつのさむけが、ぼくのからだをおそった。) 松浦に感じたのと同質の寒気が、僕の身体を襲った。 (ちゃっ、というおとがして、) チャッ、という音がして、 (あいていたひだりてにいつのまにかないふがにぎられていた。) 空いていた左手にいつの間にかナイフが握られていた。 (「いましゃしんをもっているのは、あのおんなのほうか。おしかったな。) 「今写真を持っているのは、あの女の方か。惜しかったな。 (まあいい、おまえをおとりにしてよびだすとしよう」) まあいい、お前を囮にして呼び出すとしよう」 (わきばらに、はもののきっさきがつきつけられる。すこし。) 脇腹に、刃物の切っ先が突きつけられる。少し。 (ほんのすこし、せんたんがひふをつくていどに。) ほんの少し、先端が皮膚を突く程度に。 (ないふをうばおうとうごいたしゅんかんに、それはぼくのないぞうのふかくつきささる。) ナイフを奪おうと動いた瞬間に、それは僕の内臓の深く突き刺さる。 (そのことがりあるにそうぞうできる。) そのことがリアルに想像できる。 (あたまのおくがじーんとして、とてもくうきがにがい。) 頭の奥がジーンとして、とても空気が苦い。 (「こい」) 「来い」 (ちゃぱつはぼくをむりやりたたせる。) 茶髪は僕を無理やり立たせる。 (そのたちあがるうごきのあいだ、ぼくのわきばらにあてられたないふと、) その立ち上がる動きの間、僕の脇腹に当てられたナイフと、 (そのせんたんのあたっているひふとのいちかんけいにまったくへんかがなく、) その先端の当たっている皮膚との位置関係に全く変化がなく、 (なめらかにすいへいいどうしていたことにきづいたしゅんかん、) 滑らかに水平移動していたことに気づいた瞬間、 (ていこうするきりょくがうしなわれていった。) 抵抗する気力が失われていった。 (このおとこはないふのあつかいにたけている。まちなかでちんけなごろをまく) この男はナイフの扱いに長けている。街なかでチンケなゴロを巻く (ちんぴらなんかとはいっせんをかくす、ぷろなのだ。) チンピラなんかとは一線を画す、プロなのだ。 (おとこがはいごからぼくのわきばらにないふをつきつけたまま、) 男が背後から僕の脇腹にナイフを突きつけたまま、 (あきてんぽのどあからでていく。) 空き店舗のドアから出て行く。 (しじされるままにざっきょびるのおくへすすむと、えれべーたーがあった。) 支持されるままに雑居ビルの奥へ進むおt、エレベーターがあった。 (そのそばにみどりいろのこうしゅうでんわがすえられている。) そのそばに緑色の公衆電話が据えられている。 (「あのおんなのところにかけろ」) 「あの女のところに掛けろ」 (そうくちにしたたいみんぐでないふのせんたんがはじめてまえにすすみ、) そう口にしたタイミングでナイフの先端が初めて前に進み、 (わきばらにぶつりといたみがはしる。) 脇腹にブツリと痛みが走る。 (ほとんどしこうていしじょうたいで、ぼくはじゅわきのふっくをあげた。) ほとんど思考停止状態で、僕は受話器のフックを上げた。 (やけにおもい。こうかはおとこがいれた。) やけに重い。硬貨は男が入れた。 (ぷっしゅしきのばんごうをおしながら、わずかにのこったりせいが、) プッシュ式の番号を押しながら、わずかに残った理性が、 (べつのだれかのところへかけるべきではないかとささやく。) 別の誰かのところへ賭けるべきではないかと囁く。 (だれだ。だれのところへ。) 誰だ。誰のところへ。 (しかし、そのわずかなぼくのためらいをみすかしたように、) しかし、そのわずかな僕の躊躇いを見透かしたように、 (ちゃぱつがはいごからてをのばしてきて、のこりのばんごうをおしてしまった。) 茶髪が背後から手を伸ばして来て、残りの番号を押してしまった。 (ししょうのいえのでんわばんごうだ。なぜこのおとこがしっている?) 師匠の家の電話番号だ。なぜこの男が知っている? (あたまがしびれる。) 頭が痺れる。 (「しゃしんや」がおしえたのか、それともおがわちょうさじむしょをやさがししていたときに、) 「写真屋」が教えたのか、それとも小川調査事務所を家捜ししていた時に、 (どこかでばんごうをみたのか。) どこかで番号を見たのか。 (きっとこうしゃだろう。そのていどのことはぬけめなくやっていそうなきがした。) きっと後者だろう。その程度のことは抜け目なくやっていそうな気がした。 (みみのおくで、よびだしおんがなる。もはやとめようがない。) 耳の奥で、呼び出し音が鳴る。もはや止めようがない。
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