〜感動系物語〜 お前が居るから、俺は... 玖
ここから、佐氷視点に入りますッ!(暁人の思考と結構違うよ〜)
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問題文
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(「さいしてん」)
「佐氷視点」
(ふとうこうのぼくは、あかるいしょうてんがいをあるいていた。)
不登校の僕は、明るい商店街を歩いていた。
(ふとうこうのりゆうは、「もうきんるいのようなきいろいめ」のせい。)
不登校の理由は、「猛禽類の様な黄色い目」のせい。
(ぼくは、じぶんじしんがきらいだった。)
僕は、自分自身が嫌いだった。
(せかいには、じぶんのみためにくるしんでいるひとがいるのだろうか。)
世界には、自分の見た目に苦しんでいる人がいるのだろうか。
(このぎもんについては、いつもかんがえてしまう。)
この疑問については、いつも考えてしまう。
(そんなひとたちがいれば、そのひとたちだけのばしょがどこかにあるはず。)
そんな人達がいれば、その人達だけの場所がどこかにあるはず。
(でも、ないってことはじぶんいがいにいないってことだ。)
でも、無いってことは自分以外に居ないってことだ。
(ぼくはあてもなく、ただただあるいているだけだった。)
僕は宛もなく、ただただ歩いているだけだった。
(「あいつ、きみがわるいな。」)
「あいつ、気味が悪いな。」
(「めこわいねー。」)
「目怖いねー。」
(「しっ!おおごえでいっちゃだめ!」)
「しっ!大声で言っちゃ駄目!」
(いつもどおりのはなしごえ。いつもどおりのかんそう。)
いつも通りの話し声。いつも通りの感想。
(ぼくはむいしきにはやあるきになっていた。)
僕は無意識に早歩きになっていた。
(ここからにげたいのだろう。)
ココから逃げたいのだろう。
(でも、にげたっておなじ。またいわれるだけ。)
でも、逃げたって同じ。また言われるだけ。
(でも、もし。)
でも、もし。
(おなじなやみをかかえているひとがいるなら、いっしょにごはんをたべたり、さんぽしたり。)
同じ悩みを抱えている人がいるなら、一緒にご飯を食べたり、散歩したり。
(しぬまでいっしょにいたい。)
死ぬまで一緒に居たい。
(そんなことをかんがえ、まがりかどをまがろうとした。)
そんな事を考え、曲がり角を曲がろうとした。
など
(すると、ぼくとおなじくらいのしんちょうのだんしがぶつかってきた。)
すると、僕と同じくらいの身長の男子がぶつかってきた。
(そのこはめをあわせたくないのか、ずっとしたをむいてる。)
その子は目を合わせたくないのか、ずっと下を向いてる。
(たいようはかおをだしていないのに、かおをかくすかのようにきゃっぷをかぶってる。)
太陽は顔を出していないのに、顔を隠すかのようにキャップを被ってる。