砂糖玉の月 -やなぎなぎ-
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歌詞(問題文)
(ちいさなおわかれのれんぞく)
小さなお別れの連続
(いずれはあなたへつづいてる)
いずれはあなたへ続いてる
(わかっているから)
分かっているから
(できるだけあゆみをゆるめるけど)
できるだけ歩みを緩めるけど
(あなたはさびしそうにまってる)
あなたは寂しそうに待ってる
(とどかないからうつくしい)
届かないから美しい
(まるでさとうだまのつき)
まるで砂糖玉の月
(とおくでころがせばあまやかに)
遠くで転がせば甘やかに
(ちかづけばざらりとしたつちくれ)
近づけばざらりとした土塊
(それならずっとここからみていたい)
それならずっとここから見ていたい
(みていたいのに)
見ていたいのに
(かわしたことのはのかずだけ)
交わした言の葉の数だけ
(あなたをおぼえていられたら)
あなたを覚えていられたら
(うすらぐしんしょうはまきもどることなく)
薄らぐ心象は 巻き戻ることなく
(けむりのようにかすんでまがいものになってく)
煙のように霞んで 紛い物になってく
(わかれるためのであいなら)
別れるための出会いなら
(はじめからにせものだって)
初めから偽物だって
(なんにもちがわないはずなのに)
何も違わないはずなのに
(またいつかであえるようにねがってる)
またいつか出会えるように願ってる
(つちくれでもいいからふれたいさわりたい)
土塊でもいいから触れたい 触りたい
(きれいなままとじこめたびんづめのさとうだま)
綺麗なまま閉じ込めた瓶詰の砂糖玉
(ひとつかじるたびに)
ひとつ齧るたびに
(ひとつなみだがおちていく)
ひとつ涙が落ちていく
(とどかないからうつくしい)
届かないから美しい
(まるでさとうだまのつき)
まるで砂糖玉の月
(それでもちかづいて)
それでも近づいて
(ありのままそこにあるつめたいつきにふれた)
有りの儘そこにある冷たい月に触れた
(さよならまであなたをみていたい)
さよならまであなたを見ていたい
(ちかくでみていたいから)
近くで見ていたいから