心臓

(あなたのことをかんがえるとぼくもすなおにいきてみたいなぁそんなきにもなるんです)

あなたのことを考えると僕も素直に生きてみたいなぁそんな気にもなるんです

(あなたのことをかんがえるとこのよのすべてのかなしいことも)

あなたのことを考えるとこの世のすべての悲しいことも

(ぜんぶふわっとふわっとあたまからきえていきます)

全部ふわっとふわっと頭から消えていきます

(あなたはぼくにいったきがするつよいひとにはならないでねと)

あなたは僕に言った気がする強い人にはならないでねと

(どうやらなれそうにもないよ)

どうやらなれそうにもないよ

(あなたをいちどだけだくことができたあのさむいさむいよるも)

あなたを一度だけ抱くことができたあの寒い寒い夜も

(あなたはもうわすれてるね)

あなたはもう忘れてるね

(あなたのすばらしさをあらわすことのできることばが)

あなたの素晴らしさを表すことのできる言葉が

(このよにまだのこっているのならひろいあつめにゆくよすぐに)

この世にまだ残っているのなら拾い集めにゆくよすぐに

(いまからあなたのもとへはしるよ)

今からあなたのもとへ走るよ

(あしがちぎれおちるのもわすれるよ)

足がちぎれ落ちるのも忘れるよ

(ごたいがとどかなくともこのみゃくうつしんぞうをみてくれ)

五体が届かなくともこの脈打つ心臓を見てくれ

(あなたがいるからこどうをきざみあなたがいるからあかくそまるよ)

あなたがいるから鼓動を刻みあなたがいるから紅く染まるよ

(あなたがいるからぼくはいきられるあなたがいなけりゃぼくは)

あなたがいるから僕は生きられるあなたがいなけりゃ僕は

(しんでるよ)

死んでるよ

(あなたのようなひとにいつかなるとぼくはこころにきめたけれど)

あなたのような人にいつかなると僕は心に決めたけれど

(どうやらなれそうにもないよ)

どうやらなれそうにもないよ

(ひゃくねんたってもせんねんたってもずっとずっとずっとそのさきも)

百年たっても千年たってもずっとずっとずっとその先も

(あなたをみてることでしょう)

あなたを見てることでしょう

(そしてぼくにたたかうちからがのこっているのならば)

そして僕に戦う力が残っているのならば

(あなたのところにかならずとどけにゆくよいいですか)

あなたのところに必ず届けにゆくよいいですか

(いまからあなたのもとへはしるよあしがちぎれおちるのもわすれるよ)

今からあなたのもとへ走るよ足がちぎれ落ちるのも忘れるよ

(ごたいがとどかなくともこのみゃくうつしんぞうをみてくれ)

五体が届かなくともこの脈打つ心臓を見てくれ

(あなたがいるからこどうをきざみあなたがいるからあかくそまるよ)

あなたがいるから鼓動を刻みあなたがいるから紅く染まるよ

(あなたがいるからぼくはいきられるあなたがいなけりゃぼくは)

あなたがいるから僕は生きられるあなたがいなけりゃ僕は

(しんでるよ)

死んでるよ

(いまからあなたのもとへはしるよあしがちぎれおちるのもわすれるよ)

今からあなたのもとへ走るよ足がちぎれ落ちるのも忘れるよ

(ごたいがとどかなくともこのみゃくうつしんぞうをみてくれ)

五体が届かなくともこの脈打つ心臓を見てくれ

(あなたがいるからこどうをきざみあなたがいるからあかくそまるよ)

あなたがいるから鼓動を刻みあなたがいるから紅く染まるよ

(あなたがいるからぼくはいきられるあなたがいなけりゃぼくは)

あなたがいるから僕は生きられるあなたがいなけりゃ僕は

(しんでるよ)

死んでるよ

(ぼくはきみはぼくのしんぞう)

僕は君は僕の心臓