バトンロード

(みらいをいまにおいぬいてあしあとでえがいたちじょうえ)

未来をいまに追い抜いて　足跡で描いた地上絵

(そのめにやどせひかりとひ)

その目に宿せ　光と火

(かさねたゆめのかげまよいがおうつるまど)

重ねた夢の影　迷い顔　映る窓

(うぞうむぞうとびらのむこうのぐんじょう)

有象無象　扉の向こうの群青

(つかめばゆめのかげこたえはかぜのなか)

掴めば夢の影　答えは風の中

(きっとまだみえないもの)

きっとまだ見えないもの

(かわいたあしあともたどればおさなきひ)

乾いた足跡も　辿れば幼き日

(まばたきもわすれて)

瞬きも忘れて

(かなたをいまにおいぬいてそらいろのひびはまんしんそうい)

彼方をいまに追い抜いて　空色の日々は満身創痍

(ばとんろーどふあんとこうろつまづきもするけど)

バトンロード　不安と荒路　躓きもするけど

(いまはなみだのたねだってさかせればいだいなでんしょうか)

いまは涙の種だって　咲かせれば偉大な伝承花

(そのめにやどせきみのみらい)

その芽に宿せ　君の未来

(だれかをねたむことだれかをうらやむこと)

誰かを妬むこと　誰かを羨むこと

(きっとさけてはとおれないけど)

きっと避けては通れないけど

(りそうしそうきみだけのきどうにそうものだけはてばなさないでよ)

理想　思想　君だけの軌道に添うものだけは手離さないでよ

(くだけたあのよるもかこだとわらいとばす)

砕けたあの夜も　過去だと笑い飛ばす

(そんなひがくるから)

そんな日が来るから

(きたいをいまにおいこしてさびいろのひでもいっしんふらんに)

期待をいまに追い越して　錆色の日でも一心不乱に

(ばとんろーどうてんだろうとかまいやしないのさ)

バトンロード　雨天だろうと構いやしないのさ

(どんなぶざまなたねだってさかせればいだいなでんしょうか)

どんな無様な種だって　咲かせれば偉大な伝承花

(そのねにやどせきみのちかい)

その根に宿せ　君の誓い

(こうやにひかれたせんろきみはすぎさるひとびとのせながむ)

荒野に引かれた線路　君は過ぎ去る人々の背眺む

(あしあとつけつづけるひびをなげかないでいまをほこって)

足跡つけ続ける日々を嘆かないで　今を誇って

(やみまをぬけだすためのこたえがほしいなら)

闇間を抜け出すための答えが欲しいなら

(やみくもでもそのこころかがりびをもやして)

闇雲でもその心　篝火を燃やして

(かなたをいまにおいぬいてだれよりもつかんでいたいよ)

彼方をいまに追い抜いて　誰よりも掴んでいたいよ

(ばとんろーどだれがなんといおうとなんどだっていえ)

バトンロード 誰がなんと言おうと何度だって言え

(みらいをきみとおいぬいてみたいのさこのめでしんしょうを)

未来を君と追い抜いて 見たいのさこの目で新章を

(ばとんろーどふりかえるときみだけのちじょうえ)

バトンロード　振り返ると 君だけの地上絵

(いまはなみだのたねだってさかせればいだいなでんしょうか)

いまは涙の種だって 咲かせれば偉大な伝承花

(そのめにやどせひかりとひやどせきみのみらい)

その目に宿せ　光と火　宿せ　君の未来

(やどせいつまでも)

宿せ　いつまでも