アゲイン　

(なつかしくてもういちどやきついてはなれない)

懐かしくて　もう一度　焼き付いて離れない

(くたびれたかおでめがさめるおいてゆくからだがのぞんでる)

くたびれた顔で目が覚める　おいてゆく身体が望んでる

(くもったよるをてらす)

曇った夜を照らす

(あおくさくてたよりないひらきかけのつぼみが)

青臭くて頼りない開きかけのツボミが

(ふさいだままのこころにきっかけをくれて)

塞いだままのココロにきっかけをくれて

(ごくふつうのどこにでもあるくりかえすけしきが)

ごく普通のどこにでもある繰り返す景色が

(わすれられないぶたいになる)

忘れられない舞台になる

(しりたくもないこともしってききたくないおともきいた)

知りたくもないことも知って　聴きたくない音も聴いた

(ぜんもあくもむねのなかしまえ)

善も悪も胸の中しまえ

(ふうじこめたきおくにひをつけてこえがかさなる)

封じ込めた記憶に火を着けて声が重なる

(なんどめのちょうせん)

何度目の挑戦？

(だれかがだいなしにしたひもだれもがだいじにおもうひも)

誰かが台無しにした日も　誰もが大事に想う日も

(やさしさだけじゃいえないりくつやりゆうならいらない)

優しさだけじゃ癒えない　理屈や理由ならいらない

(このままじゃおわりたくないから)

このままじゃ終わりたくないから

(なつかしくてもういちどやきついてはなれない)

懐かしくて　もう一度　焼き付いて離れない

(くたびれたかおでめがさめるおいてゆくからだがのぞんでる)

くたびれた顔で目が覚める　おいてゆく身体が望んでる

(にごったほしをさがす)

濁ったホシを探す

(しりたくもないこともしってききたくないおともきいた)

知りたくもないことも知って　聴きたくない音も聴いた

(ぜんもあくもむねのなかしまえ)

善も悪も胸の中しまえ

(ふうじこめたきおくにひをつけてむねがたかなる)

封じ込めた記憶に火を着けて胸が高鳴る

(なんどめのしっぱい)

何度目の失敗？

(ぼくがだいなしにしたひはぼくがだいじにおもうひは)

僕が台無しにした日は　僕が大事に想う日は

(むなしさだけじゃとどかないりくつやりゆうならいらない)

空しさだけじゃ届かない　理屈や理由ならいらない

(このままじゃおわりたくないから)

このままじゃ終わりたくないから

(なつかしくてもういちどやきついてはなれないんだ)

懐かしくて　もう一度　焼き付いて離れないんだ

(ただしさだけじゃみえないりくつやりゆうならいらない)

正しさだけじゃ見えない　理屈や理由ならいらない

(くもったよるぬけだすから)

曇った夜　抜け出すから

(くたびれたかおにひがさすおいてゆくからだがおぼえてる)

くたびれた顔に陽が射す　おいてゆく身体が覚えてる

(そうさまだこれからだ)

そうさ　まだこれからだ