レゾンデートル　越前リョーマ

(ゆめのすきまからさしこむひは)

夢の隙間から差し込む灯は

(きみのこころのえをうつしだす)

君の心の絵を映し出す

(せまいへやからでたいともとめているちいさなこえ)

狭い部屋から出たいと求めている小さな声

(となりあわせだよひかりとかげ)

隣り合わせだよ光と影

(きみはいまなにいろをほしがる)

君は今　何色を欲しがる？

(かがみにうつったかおになんどでもといかけてごらん)

鏡に映った顔に何度でも問いかけてごらん

(ゆうぐれのそらとびたつかげ)

夕暮れの空　飛び立つ影

(ふかいあおとあかがまじわるじかんに)

深い青と赤が交わる時間に

(ぬりかえるたしかなこえがひそんでいるという)

塗り替える確かな声が潜んでいるという

(うずきだしてんだくさりをほどくときがきた)

疼きだしてんだ　鎖を解く時が来た

(そのままじゃくるしいだろ)

そのままじゃ苦しいだろ？

(しょうめんからぶつかるだけがのうじゃない)

正面から　ぶつかるだけが能じゃない

(そうきみのきのままおもむくまま)

そう　君の気のまま　赴くまま

(あぶりだせほんのう)

炙り出せ本能

(なにいろにでもかわれるものさ)

何色にでも変われるものさ

(きみがいまたしかにのぞむなら)

君が今確かに望むなら

(まどわされないじゆうなこころのこえのままにゆけ)

惑わされない自由な心の声のままに行け

(たなびくくもこはくのそら)

棚引く雲　琥珀の空

(そうきみがきみでありつづけるから)

そう　君が君であり続けるから

(かわらないひびをくだくためのこのこえがある)

変わらない日々を砕くためのこの声がある

(わかってるんだろういうまでもない)

分かってるんだろう？言うまでもない

(ああきみがきみでいつづけるかぎり)

ああ　君が君で居続ける限り

(なんどでもひらくよとびらはむねのなかにある)

何度でも開くよ　扉は胸の中にある

(うずきだしてんだくさりをほどくときがきた)

疼きだしてんだ　鎖を解く時が来た

(そのままじゃくるしいだろ)

そのままじゃ苦しいだろ？

(しょうめんからぶつかるだけがのうじゃない)

正面から　ぶつかるだけが能じゃない

(そうきみのきのままおもむくまま)

そう　君の気のまま　赴くまま

(あぶりだせほんのう)

炙り出せ本能