わずかな光

(ぼくのこころをてらしてくれないか？)

僕の心を照らしてくれないか？

(もしきみがたいようなら)

もし君が太陽なら

(ひきこもってるまっくらなせかいに)

引き籠ってる真っ暗な世界に

(すこしだけひかりがほしい)

少しだけ光が欲しい

(ほうかごきょうしつのまどがゆうぐれにおいつめられて)

放課後 教室の窓が 夕暮れに追い詰められて

(まだひとりきりのこってるぼくのかげをおびやかすんだ)

まだ一人きり残ってる 僕の影を脅かすんだ

(ともだちがいないのはにんげんしっかくなのか)

友達がいないのは 人間失格なのか

(だれかのことをしんじるじぶんそんなにじゅうようか？)

誰かのことを信じる自分 そんなに重要か？

(ぼくのこころはとざされているんだ)

僕の心は閉ざされているんだ

(そうなにもうけいれられない)

そう 何も受け入れられない

(それはいつかのはげしいゆうだちと)

それはいつかの激しい夕立と

(らいめいのせいなんだろう)

雷鳴のせいなんだろう

(どうしてどうしてきみはほほえむの？)

どうして どうして 君は微笑むの？

(むひょうじょうのぼくに)

無表情の僕に

(そんなにそんなにむしできないのは)

そんなに そんなに 無視できないのは

(きみをすきなのかな)

君を好きなのかな

(とおくできょうかいのかねがゆっくりなりひびいている)

遠くで教会の鐘が ゆっくり鳴り響いている

(かぜにはこばれるねいろはきこえるばしょでちがうのか？)

風に運ばれる音色は 聴こえる場所で違うのか？

(さみしさとどうつきあう？)

寂しさとどう付き合う？

(みみをふさげばいいんだって)

耳を塞げばいいんだって

(そうくりかえしためしてきたからつらくはなかった)

そう繰り返し試して来たから辛くはなかった

(だれのこころもすきまってあるんだ)

誰の心も隙間ってあるんだ

(やさしさをもとめてるよ)

やさしさを求めてるよ

(きょぜつしているかたくななじぶんに)

拒絶している頑なな自分に

(もういちどこえかけてほしい)

もう一度声かけて欲しい

(ぼくのこころはとざされているんだ)

僕の心は閉ざされているんだ

(そうなにもうけいれられない)

そう 何も受け入れられない

(それはいつかのはげしいゆうだちと)

それはいつかの激しい夕立と

(らいめいのせいなんだろう)

雷鳴のせいなんだろう

(どうしてどうしてきみはほほえむの？)

どうして どうして 君は微笑むの？

(むひょうじょうのぼくに)

無表情の僕に

(そんなにそんなにむしできないのは)

そんなに そんなに 無視できないのは

(きみをすきなのかな)

君を好きなのかな