明日晴れたら「SKY-HY」

(さっきまでわらってたそらからとおりあめ)

さっきまで笑ってた空から通り雨

(ためいきでぬれたおろしたてのしゃつとくつと)

ため息で濡れたおろしたてのシャツと靴と

(うつむいてよくみえなかったきみのほお)

うつむいて良く見えなかった君の頬

(てをつないだしゅんかんまちをしずけさがつつんだ)

手を繋いだ瞬間　街を静けさが包んだ

(えいえんにかんじるようなすうふんかんむねがうずくんだ)

永遠に感じるような数分間　胸が疼くんだ

(あぁきょうはとおまわりしてかえろうか)

あぁ今日は　遠回りして帰ろうか

(あのさかみちのぼったらねぇなにからはなそうか)

あの坂道登ったら　ねぇ何から話そうか

(あしなみをそろえてあるこう)

足並みを揃えて歩こう

(いそぐことなんてひとつもないから)

急ぐことなんて一つもないから

(たよりなくぼくをつかむても)

頼りなく僕を掴む手も

(あたたかいとおもえたから)

暖かいと思えたから

(あしたはれたらすこしとおくまでいこう)

明日晴れたら　少し遠くまで行こう

(ためいきもなみだもとどかないところへ)

ため息も涙も届かないところへ

(はなうたにのせたらぶそんぐなぞって)

鼻歌に乗せたラブソングなぞって

(きみのえがおひとつふやしにいこう)

君の笑顔一つ増やしにいこう

(さっきまでのとおりあめがうそみたいにはれ)

さっきまでの通り雨が嘘みたいに晴れ

(かおをだしたほしぞらのぱれーど)

顔を出した星空のパレード

(あしたのあしおとからにげるようにこのそらのおわりまでいこう)

明日の足音から逃げるようにこの空の終わりまでいこう

(あたりさわりのないかいわばかり)

当たり障りのない会話ばかり

(ぶきようなつくりえがおのまちがいさがし)

不器用な作り笑顔の間違い探し

(どんなはなしだってきくよてをつないだまま)

どんな話だって聞くよ　手を繋いだまま

(まぶたのうらがわからこころのなかまでぜんぶにきみがいたから)

まぶたの裏側から心の中まで全部に君がいたから

(いたみまではきえなくても)

痛みまでは消えなくても

(やさしさでおおえばらくになるでしょう)

優しさで覆えば楽になるでしょう

(そのよこがおもちいさなても)

その横顔も小さな手も

(まもりたいとおもえたから)

守りたいと思えたから

(あしたあめならすこしゆっくりはなそう)

明日雨なら少しゆっくり話そう

(きみのいるいまをたしかめながら)

君のいる今を確かめながら

(おきにいりだったえいがでもみなおして)

お気に入りだった映画でも見直して

(きみのかたるゆめにいろをつけよう)

君の語る夢に色をつけよう

(あしたはれたらすこしとおくまでいこう)

明日晴れたら　少し遠くまで行こう

(ためいきもなみだもとどかないところへ)

ため息も涙も届かないところへ

(はなうたにのせたらぶそんぐなぞって)

鼻歌に乗せたラブソングなぞって

(きみのえがおひとつふやしにいこう)

君の笑顔一つ増やしにいこう

(あしたがもしもこんりんざいこなくなっても)

明日がもしも金輪際来なくなっても

(きょうがおわるまできみのそばにいよう)

今日が終わるまで君のそばにいよう

(たしかなことがひとつだけあるよ)

確かなことが一つだけあるよ

(きみといきるいまをまもりつづけよう)

君と生きる今を守り続けよう