望遠のマーチ / BUMP OF CHICKEN

(なにをいおうとしたのそのめのおくになにをかくしたの)

何を言おうとしたの　その目の奥に何を隠したの

(びょうしんはそこをしめしてとまっている)

秒針はそこを示して止まっている

(かわいたのどがふるえてきこえないことばをつぶやいている)

渇いた喉が震えて　聞こえない言葉を呟いている

(みんなあつまってぜんいんひとりぼっち)

皆集まって　全員ひとりぼっち

(あしおとのすきまなにかおちるおと)

足音の隙間　何か落ちる音

(きこえたみみにふれたゆびさきがあつい)

聴こえた耳に触れた　指先が熱い

(いこうよいこうよ)

いこうよ　いこうよ

(あらしのなかもそのはねでとんできたんだ)

嵐の中も　その羽根で飛んできたんだ

(いこういこうよ)

いこう　いこうよ

(うそとほんとうにかこまれにげだすこともままならないまま)

嘘と本当に囲まれ　逃げ出す事もままならないまま

(びょうしんにそこをさされてとまっている)

秒針にそこを指されて止まっている

(うしなうものはないとかかっこいいこといえたらいいよな)

失うものはないとか　かっこいい事言えたらいいよな

(ほんきでまよってひっしにへらへらしている)

本気で迷って　必死にへらへらしている

(よるをしのげばたいようはのぼるよ)

夜を凌げば　太陽は昇るよ

(そうしたらかならずまたよるになるけど)

そうしたら必ず　また夜になるけど

(きぼうぜつぼう)

希望　絶望

(どれだけまったってだれもむかえにこないじゃない)

どれだけ待ったって　誰も迎えにこないじゃない

(いこういこうよ)

いこう　いこうよ

(こころはいつだってとまれないでうたっている)

心はいつだって　止まれないで歌っている

(しんだようなきょうだってしねないでさけんでいる)

死んだような今日だって　死ねないで叫んでいる

(あたえられたいばしょがくるしかったら)

与えられた居場所が　苦しかったら

(そんなのうたがったってかまわないんだ)

そんなの疑ったって　かまわないんだ

(からだはしんじているよきみのぜんぶを)

体は信じているよ　君の全部を

(さけびたいことばがかがやいている)

叫びたい言葉が輝いている

(いこうよいこうよ)

いこうよ　いこうよ

(そのこえたよりにさがすからみつけてほしい)

その声頼りに　探すから見つけてほしい

(いこういこう)

いこう　いこう

(ぜつぼうきぼう)

絶望　希望

(はねはおれないぜもともとついてもいないぜ)

羽根は折れないぜ　もともと付いてもいないぜ

(いこういこうよ)

いこう　いこうよ

(こころはいつだってとまれないでうたっている)

心はいつだって　止まれないで歌っている

(くりかえすきょうだってきょうだってさけんでいる)

繰り返す今日だって　今日だって叫んでいる

(あらしのなかもそのはねでとんできたんだ)

嵐の中も　その羽根で飛んできたんだ

(いこういこうよ)

いこう　いこうよ

(いこうよ)

いこうよ