あなたを愛する想い

(いまのこのきもちをなにかにたとえるなら)

今のこの気持ちを何かに例えるなら

(ゆうぐれにかえりわすれたちぎれぐものよう)

夕ぐれに帰り忘れたちぎれ雲のよう

(あなたへつのるこのおもいをかさねたなら)

あなたへ募るこの想いを重ねたなら

(よるをかざるほしのうみへやがてとどくのに)

夜を飾る星の海へやがて届くのに

(まわりみちをまよいきずつけてきずついて)

回り道を迷い傷つけて傷ついて

(そしてやっとつかまえたあなたのほそいゆびさきを)

そしてやっと捕まえたあなたの細い指先を

(すきですきですきで)

好きで好きで好きで

(はずかしいほどすきで)

恥ずかしいほど好きで

(ただぶきようとくやみながら)

ただ不器用と悔やみながら

(ことばをひとつだけもしもゆるされるなら)

言葉をひとつだけもしも許されるなら

(ぼくのじんせいへおいで)

僕の人生へおいで

(あなたをからだごとうばって)

あなたを体ごと奪って

(やみをはしりきづけばいつかよがあけて)

闇を走り気づけばいつか夜があけて

(それはゆめいつも)

それは夢いつも

(いまはなにもいうな)

今は何も言うな

(あなたはおんなだから)

あなたは女だから

(それでもなおつげるならいっそくちびるふさげたら)

それでもなお告げるならいっそ唇ふさげたら

(こんやはかぜになりあなたのねむるまどをそっとゆびさきでたたこうか)

今夜は風になりあなたの眠る窓をそっと指先で叩こうか

(あいとよぶにはまだかすかなあかりだけどひとみをとじてもみえる)

愛と呼ぶにはまだかすかな灯りだけど瞳をとじても見える

(すきですきですきで)

好きで好きで好きで

(はずかしいほどすきで)

恥ずかしいほど好きで

(ただぶきようとくやみながら)

ただ不器用と悔やみながら

(ことばをひとつだけもしもゆるされるなら)

言葉をひとつだけもしも許されるなら

(ぼくのじんせいへおいで)

僕の人生へおいで

(すきですきですきで)

好きで好きで好きで

(はずかしいほどすきで)

恥ずかしいほど好きで

(ただぶきようとくやみながら)

ただ不器用と悔やみながら

(ことばをひとつだけもしもゆるされるなら)

言葉をひとつだけもしも許されるなら

(ぼくのじんせいへおいで)

僕の人生へおいで