HOWEVER

(やわらかなかぜがふくこのばしょで)

やわらかな風が吹くこの場所で

(いまふたりゆっくりとあるきだす)

今二人ゆっくりと歩き出す

(いくせんのであいわかれすべてこのほしでうまれて)

幾千の出会い別れ全てこの星で生まれて

(すれちがうだけのひともいたねわかりあえないままに)

すれ違うだけの人もいたね分かり合えないままに

(なれないまちのとどかぬゆめにまよいそうなときにも)

慣れない街の届かぬ夢に迷いそうな時にも

(くらやみをかけぬけるゆうきをくれたのはあなたでした)

暗闇を駆け抜ける勇気をくれたのはあなたでした

(たえまなくそそぐあいのなをえいえんとよぶことができたなら)

絶え間なく注ぐ愛の名を永遠と呼ぶ事ができたなら

(ことばではつたえることがどうしてもできなかった)

言葉では伝える事がどうしてもできなかった

(いとしさのいみをしる)

愛しさの意味を知る

(あなたをしあわせにしたい)

あなたを幸せにしたい

(むねにやどるみらいずをかなしみのなみだにぬらさぬようつむぎあいいきてる)

胸に宿る未来図を悲しみの涙に濡らさぬよう紡ぎ合い生きてる

(あいのはじまりにこころとまどいせをむけたなつのごご)

愛の始まりに心戸惑い背を向けた夏の午後

(いまおもえばたよりなくゆれてたわかすぎたひびのつみ)

今思えば頼りなく揺れてた若すぎた日々の罪

(それでもどんなにはなれていてもあなたをかんじてるよ)

それでもどんなに離れていてもあなたを感じてるよ

(こんどもどったらいっしょにくらそう)

今度戻ったら一緒に暮らそう

(やっぱりふたりがいいねいつも)

やっぱり二人がいいねいつも

(こどくをせおうひとびとのむれにたたずんでいた)

孤独を背負う人々の群れにたたずんでいた

(こころよせるばしょをさがしてた)

心寄せる場所を探してた

(であうのがおそすぎたねとなきだしたよるもある)

出会うのが遅すぎたねと泣き出した夜もある

(ふたりのとおまわりさえひとひらのじんせい)

二人の遠回りさえ一片の人生

(きずつけたあなたにいまつげよう)

傷つけたあなたに今告げよう

(だれよりもあいしてると)

誰よりも愛してると

(たえまなくそそぐあいのなをえいえんとよぶことができたなら)

絶え間なく注ぐ愛の名を永遠と呼ぶ事ができたなら

(ことばではつたえることがどうしてもできなかった)

言葉では伝える事がどうしてもできなかった

(やさしさのいみをしる)

優しさの意味を知る

(こいしたひのむなさわぎをなにげないしゅうまつを)

恋した日の胸騒ぎを何気ない週末を

(おさなさののこるそのこえをきのつよいまなざしを)

幼さの残るその声を気の強いまなざしを

(あなたをいろどるすべてをだきしめてゆっくりとあるきだす)

あなたを彩る全てを抱きしめてゆっくりと歩き出す

(やわらかなかぜがふくこのばしょで)

やわらかな風が吹くこの場所で