中秋の名月に寄せて

(へやのまどからさしこむつきあかりがやけにあかるいとおもったら、きょうはまんげつだった。)

部屋の窓から差し込む月明かりがやけに明るいと思ったら、今日は満月だった。

(じょうげんのつき、かげんのつき、みかづき、しんげつ、まんげつ、いろいろなよびかたがあるんだね。)

上弦の月、下弦の月、三日月、新月、満月、いろいろな呼び方があるんだね。

(「いざよい」って、ことばのひびきにおもむきがあってなんかすきだなあ・・・)

『十六夜』って、言葉の響きに趣があってなんか好きだなあ･･･

(かれには、まんげつのよるになるときょうぼうなおおかみおとこにへんしんするというひみつがある。)

彼には、満月の夜になると凶暴な狼男に変身するという秘密がある。

(よるがたにんげんだから、たいようよりつきのあかりのほうがすきだ。)

夜型人間だから、太陽より月の明かりの方が好きだ。

(つきのことをえいごではｍｏｏｎ、らてんごではｌｕｎａという。)

月のことを英語では moon 、ラテン語では luna という。

(つきのうさぎにかけて、あたらしくかったうさぎに「るな」というなまえをつけた。)

月のウサギにかけて、新しく飼ったウサギに「ルナ」という名前をつけた。

(つきのまわりにみえるにじのことを、げっこうっていうんだよ。)

月の周りに見える虹のことを、月虹っていうんだよ。

(やもり＝ｇｅｃｋｏは、げっこうにゆらいするのかとおもったら、なきごえだって。)

ヤモリ＝ gecko は、月光に由来するのかと思ったら、鳴き声だって。

(つきのみちかけは、しおのみちひきにおおきくえいきょうしている。)

月の満ち欠けは、潮の満ち引きに大きく影響している。

(いんたーねっとでつきのとちをおてごろかかくでうりだしていたので、まよわずかった。)

インターネットで月の土地をお手頃価格で売り出していたので、迷わず買った。

(ざんぎょうがえりにふとそらをみあげたら、つきがやさしくほほえみかけていた。)

残業帰りにふと空を見上げたら、月が優しく微笑みかけていた。

(あきのよながは、てらすでげっこうよくをしながらどくしょがいいね。)

秋の夜長は、テラスで月光浴をしながら読書がいいね。

(いま、なにかくろいかげがつきをよこぎったけど、もしかして・・・ｕｆｏ？！)

今、何か黒い影が月を横切ったけど、もしかして･･･ UFO ？！

(つきはつねにおなじめんをちきゅうにむけてこうてんしているため、ちきゅうからうらがわはみえない。)

月は常に同じ面を地球に向けて公転しているため、地球から裏側は見えない。

(あぽろ１１ごうのあーむすとろんぐせんちょうは、ひだりあしからげつめんにおりたった。)

アポロ11号のアームストロング船長は、左足から月面に降りたった。

(つきのちかにはっけんされたながいくうどうに、しょうらい、つききちをけんせつするけいかくがあるらしい。)

月の地下に発見された長い空洞に、将来、月基地を建設する計画があるらしい。

(せんだいのおみやげといえば、やっぱり「はぎのつき」だよね！)

仙台のお土産といえば、やっぱり「萩の月」だよね！

(むかしから、つきにはひとをくるわせるちからがあるとしんじられてきた。)

昔から、月には人を狂わせる力があると信じられてきた。

(しんげつのよるは、つきあかりがないからくらいなあ。)

新月の夜は、月明かりがないから暗いなあ。