検定練習用
問題文
(わがくにでは、じんこうのげんしょうやこうれいかなどにより、)
我が国では、人口の減少や高齢化などにより、
(ちほうとしがすいたいしているところもある。)
地方都市が衰退している所もある。
(とくに、ちゅうしんしがいちやしょうてんがいのすいたいはいちじるしく、)
特に、中心市街地や商店街の衰退は著しく、
(じゅうたくやてんぽなどがこうがいにかくさんして、くうどうかがすすんでいる。)
住宅や店舗などが郊外に拡散して、空洞化が進んでいる。
(このことにより、ちいきのかつりょくがよわまり、)
このことにより、地域の活力が弱まり、
(いりょうやふくし、しょうぎょうなどのせいかつきのうをかくほしにくくなっている。)
医療や福祉、商業などの生活機能を確保しにくくなっている。
(これまで、かっせいかのためにかずおおくのたいさくがとられてきたが、)
これまで、活性化のために数多くの対策がとられてきたが、
(いちぶをのぞきこうかはあがっていない。)
一部を除き効果は上がっていない。
(しょうらいてきにちいきとしでは、かくさんしたしがいちでこうきょうさーびすをけいぞくすることが、)
将来的に地域都市では、拡散した市街地で公共サービスを継続することが、
(むずかしくなるとよそくされている。)
難しくなると予測されている。
(かいけつのほうさくとして、じゅうたくやこうきょうしせつ、しょうぎょうしせつなどをあつめ、)
解決の方策として、住宅や公共施設、商業施設などを集め、
(こんぱくとでこうりつてきなまちづくりをすすめていくことがじゅうようになる。)
コンパクトで効率的な街づくりを進めていくことが重要になる。
(また、ちいきのこうきょうこうつうとれんけいし、)
また、地域の公共交通と連携し、
(こんぱくとなまちどうしのねっとわーくかをすすめるかいかくもたいせつだ。)
コンパクトな街同士のネットワーク化を進める改革も大切だ。
(これらのせいさくにより、じぞくかのうなとしにかえることができる。)
これらの政策により、持続可能な都市に変えることが出来る。
(このようなとりくみをすすめているとやましでは、)
このような取り組みを進めている富山市では、
(えんかつなこうつうをめざし、lpt(じせだいがたろめんでんしゃしすてむ)をどうにゅうすることで、)
円滑な交通を目指し、LPT(次世代型路面電車システム)を導入することで、
(こうかをあげている。)
効果を上げている。
(lptは、しゃりょうのゆかがひくくせっけいされており、こどもからこうれいしゃまで)
LPTは、車両の床が低く設計されており、子どもから高齢者まで
(あんぜんにりようできるため、おおくのしみんにしたしまれている。)
安全に利用できるため、多くの市民に親しまれている。
(また、いっぱんのてつどうとくらべて、おおくのていりゅうじょがもうけられているために)
また、一般の鉄道と比べて、多くの停留所が設けられているために
(さまざまなところでじょうこうもできる。)
様々な所で乗降もできる。
(これらのりてんをいかして、こうきょうこうつうをじくとした)
これらの利点を生かして、公共交通を軸とした
(きょてんしゅうちゅうがたのまちづくりをすすめている。)
拠点集中型の街づくりを進めている。
(こんぱくとなまちをけいせいすれば、しみんにとってつうきんやかいものなどの)
コンパクトな街を形成すれば、市民にとって通勤や買い物などの
(あくせすがよくなり、いどうがらくになる。)
アクセスが良くなり、移動が楽になる。
(たとえば、いどうのしゅだんがかぎられていたこうれいしゃは、)
例えば、移動の手段が限られていた高齢者は、
(がいしゅつのきかいがふえるけいきになる。)
外出の機会が増える契機になる。
(じゆうなじかんがふえれば、らいふすたいるにもせんたくのはばがひろがるだろう。)
自由な時間が増えれば、ライフスタイルにも選択の幅が広がるだろう。
(ちいきごとののぞましいしょうらいぞうをえがいて、)
地域ごとの望ましい将来像を描いて、
(こんぱくとなまちづくりがすすんでいくことをきたいしたい。)
コンパクトな街づくりが進んでいくことを期待したい。