恋焦がれて

(こいこがれていとしくて)

恋焦がれて　愛しくて

(まちこがれときめいて)

待ち焦がれ　ときめいて

(ひとりきりのへやでまどをすこしあけて)

一人きりの部屋で　窓を少し開けて

(またためいきのがした)

またため息　逃がした

(よるのかぜのなかにまざったはなのにおい)

夜の風の中に　混ざった花の匂い

(きみはおぼえている)

君は憶えている？

(てをにぎってきゅうにはしったかえりみち)

手をにぎって急に　走った帰り道

(ふりだしそうなくもりぞら)

降り出しそうな　曇り空

(きみにとってみたらたあいないことかもねわたしあれからずっと)

君にとってみたら　他愛ないことかもね　私あれからずっと･･･

(こいこがれていとしくてだけどいえなくて)

恋焦がれて　愛しくて　だけど言えなくて

(ちぢまらないきみとのきょり)

縮まらない　君との距離

(まちこがれときめいてでんわがひかるととくべつなよるになる)

待ち焦がれ　ときめいて　電話が光ると　特別な夜になる

(こいこがれていとしくてだからよくばりで)

恋焦がれて　愛しくて　だから欲張りで

(いちびょうでもながくきみとはなしてたいつながりたい)

一秒でも　長く君と　話してたい　繋がりたい

(だからきりたくないねぇきみにこいをしているよ)

だから切りたくない　ねぇ君に　恋をしているよ

(のこしたるすでんはけせずにとってある)

残した留守電は　消せずにとってある

(ききかえしてはせつなくなる)

聞き返しては切なくなる

(こいびとじゃないからかんたんにいえないや)

恋人じゃないから　簡単に言えないや

(いますぐあいたいとか)

「今すぐ逢いたい」とか

(めをとじておもいだすだいすきなきみのて)

瞳を閉じて思い出す　大好きな君の手

(そのえがおやなにげないしぐさ)

その笑顔や何気ない仕草

(きせつがかわったりまちなみもかわるけど)

季節が変わったり　街並も変わるけど

(わたしのかわらないもの)

私の変わらないもの･･･

(こいこがれていとしくてだけどこわがりで)

恋焦がれて　愛しくて　だけど恐がりで

(たちどまったままのふたり)

立ち止まったままの二人

(まちこがれくるしくてめーるでもいいのさびしさをほどいて)

待ち焦がれ　苦しくて　メールでもいいの　寂しさをほどいて

(こいこがれていとしくてきもちはかくして)

恋焦がれて　愛しくて　気持ちは隠して

(つたえているひともじづつ)

伝えている　一文字づつ

(きづいてるきづいてない)

気づいてる？気づいてない？

(それがきけなくてねぇきみにこいをしているよ)

それが聞けなくて　ねぇ君に　恋をしているよ

(こんなにおもってもむすばれないまま)

こんなに想っても結ばれないまま

(ときがただすぎていく)

時がただ過ぎて行く

(ほんとうのきもちをつたえればいいのに)

本当の気持ちを伝えればいいのに

(うしないたくない)

失いたくない

(こいこがれていとしくてだけどいえなくて)

恋焦がれて　愛しくて　だけど言えなくて

(ちぢまらないきみとのきょり)

縮まらない　君との距離

(まちこがれときめいて)

待ち焦がれ　ときめいて

(でんわがひかるととくべつなよるになる)

電話が光ると　特別な夜になる

(こいこがれていとしくてだからよくばりで)

恋焦がれて　愛しくて　だから欲張りで

(いちびょうでもながくきみとはなしてたいつながりたい)

一秒でも　長く君と　話してたい　繋がりたい

(だからきりたくないねぇきみにこいをしているよ)

だから切りたくない　ねぇ君に　恋をしているよ