弱者の行進

(わらったかおだけみていたいそれがうそでも)

笑った顔だけ見ていたい　それが嘘でも

(ぼくにはもうそんなことどうでもよかった)

僕にはもうそんなこと　どうでもよかった

(わらったかおだけみていたいそうおもったら)

笑った顔だけ見ていたい　そう思ったら

(いやなときでもわらうひとになっていた)

嫌な時でも笑う人になっていた

(あけないよるはないとしっていたよ)

「明けない夜はない」と知っていたよ

(かわらないものはないとしっていたよ)

「変わらないものはない」と知っていたよ

(だけどかんじんなことはかわれない)

だけど　肝心なことは変われない

(なにもできずにただまってるだけ)

何もできずに　ただ待ってるだけ

(それがうんめいだとかなんとかはどうでもいいけど)

それが運命だとかなんとかは　どうでもいいけど

(しりたいのはいつだってでぐちのこと)

知りたいのは　いつだって出口のこと

(ねえどうしていやだってひとことがこんなにことばにできないの)

ねえ　どうして　「嫌だ」って一言がこんなに言葉にできないの

(ねえどうしてすきだってひとことがくちにだせないの)

ねえ　どうして　「好きだ」って一言が　口に出せないの

(ねえどうしてまじめにいきててもひとつもいいことがないの)

ねえ　どうして　真面目に生きてても　ひとつもいいことがないの

(ねえどうしてずるしてるあのこはまもってもらえるの)

ねえ　どうして　ずるしてるあの子は守ってもらえるの

(もしもぼくがそれにこたえられたら)

もしも僕が　それに答えられたら

(いっしょにいれたのかな)

一緒にいれたのかな

(とけないもんだいしゅうたちがつみあがっていく)

解けない問題集達が積み上がっていく

(せんせいあなたでもこたえられないよな)

先生　あなたでも答えられないよな

(だってあんただってせいとだから)

だって　あんただって生徒だから

(せいとだから)

生徒だから

(ねえどうしてまじめにいきててもひとつもいいことがないの)

ねえ　どうして　真面目に生きててもひとつもいいことがないの

(ねえどうしてずるしてるあのこはまもってもらえるの)

ねえ　どうして　ずるしてるあの子は守ってもらえるの

(ねえどうしてきずつけられたのにわたしがあやまらなきゃいけないの)

ねえ　どうして　傷つけられたのに　私が謝らなきゃいけないの

(ねえどうしてきずつけてしまったのにゆるしてくれるの)

ねえ　どうして　傷つけてしまったのに　許してくれるの

(もしもぼくがそれにこたえられたら)

もしも僕が　それに答えられたら

(すきだっていえたら)

好きだって言えたら

(まちがいのとうあんまちがいのとうあんでも)

間違いの答案　間違いの答案でも

(まちがいのとうあんでもよかったのかな)

間違いの答案でもよかったのかな