同窓会

(かみがたかえたんだねすごくにあってるよ)

髪型変えたんだね、すごく似合ってるよ

(しらないひとみたいだ)

知らない人みたいだ

(しらないひとみたいだ)

知らない人みたいだ

(あのころのおもかげひっしになってさがすぼく)

あの頃の面影　必死になって探す僕

(わらうときにはなをかくすしぐさ)

笑う時に鼻を隠す仕草

(なんねんぶりだっけ)

「何年ぶりだっけ？」

(たずねるきみにぼくは)

尋ねる君に僕は

(なんねんぶりだろうね)

「何年ぶりだろうね」

(しらないふりしたけど)

知らないフリしたけど

(ほんとうはぜんぶおぼえてる)

本当は全部　覚えてる

(めのまえにいるのはたしかにきみなのに)

目の前にいるのは確かに君なのに

(やっぱりなんだかどこかちがうんだよ)

やっぱりなんだかどこか違うんだよ

(とってもきれいなんだけど)

とってもキレイなんだけど

(もうぼくのことすきなきみは)

もう僕のこと好きな君は

(このよのどこにもいないんだな)

この世のどこにもいないんだな

(いないんだな)

いないんだな

(ぼくはいまになってきづいたよ)

僕は　今になって気付いたよ

(ぼくのしらないきみとてもきれいだ)

僕の知らない君　とても綺麗だ

(きれいなふくきてくちびるにまっかないろさしてるきみは)

キレイな服着て　唇に真っ赤な色差してる君は

(まるでどこかのおんなぼくのしらないおんな)

まるでどこかの女　僕の知らない女

(だけどぼくにわらいかけたとき)

だけど僕に笑いかけた瞬間

(あのころのきみがあらわれる)

あの頃の君が現れる

(なんどもこうかいしたこときみはしらないんだろうな)

何度も後悔したこと、君は知らないんだろうな

(きづかないんだろうな)

気付かないんだろうな

(それでいい)

それでいい

(めのまえにいるのはほんとうにきみなのかな)

目の前にいるのは本当に君なのかな

(きみなのかな)

君なのかな

(こんやつれだしたらきみはどんなかおするの)

今夜連れ出したら　君はどんな顔するの

(みてみたいけど)

見てみたいけど

(みてみたいけど)

見てみたいけど

(きみはあのころとちがうんだ)

君はあの頃と違うんだ

(わかってるよ)

分かってるよ

(ぼくもあのころみたいにわらえない)

僕も、あの頃みたいには笑えない

(かわったのはきっとぼくもおなじだ)

変わったのはきっと僕も同じだ

(さよならあのころのふたり)

さよならあの頃の二人

(おもいでのなかのふたり)

思い出の中の二人