坊ちゃん 夏目漱石

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プレイ回数683難易度(3.5) 513打 長文 かな
文学タイピングにも、ついに手を出してしまいました。

冒頭部分だけですが、これを機にぜひ読んでみてください。

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問題文

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(おやゆずりのむてっぽうでこどものときからそんばかりしている。)

親譲りの無鉄砲で子供の時から損ばかりしている。

(しょうがっこうにいるじぶんがっこうのにかいからとびおりて)

小学校に居る時分学校の二階から飛び降りて

(いっしゅうかんほどこしをぬかしたことがある。)

一週間ほど腰を抜かしたことがある。

(なぜそんなむやみをしたときくひとがあるかもしれぬ。)

なぜそんな無闇をしたと聞く人があるかも知れぬ。

(べつだんふかいりゆうでもない。)

別段深い理由でもない。

(しんちくのにかいからくびをだしていたら、)

新築の二階から首を出していたら、

(どうきゅうせいのひとりがじょうだんに、)

同級生の一人が冗談に、

(いくらいばっても、そこからとびおりることはできまい。)

いくら威張っても、そこから飛び降りることは出来まい。

(よわむしやーい。とはやしたからである。)

弱虫やーい。と囃したからである。

(こづかいにおぶさってかえってきたとき、)

小使に負ぶさって帰ってきた時、

(おやじがおおきなめをしてにかいぐらいからとびおりて)

おやじが大きな眼をして二階ぐらいから飛び降りて

(こしをぬかすやつがあるかといったから、)

腰を抜かす奴があるかと云ったから、

(このつぎはぬかさずにとんでみせます)

この次は抜かさずに飛んで見せます

(とこたえた。)

と答えた。

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