人生 GOES ON

(たのしむことってあんがいむずかしい)

楽しむことって案外難しい

(としをとるたびにつよくかんじるよ)

年をとるたびに強く感じるよ

(どりょくをしないとたのしめないんだ)

努力をしないと楽しめないんだ

(どりょくをしないとひたすらおちる)

努力をしないとひたすら落ちる

(こどものころみていたゆめは)

子供のころ見ていた夢は

(こまぎれになってれいとうぱっく)

こま切れになって冷凍パック

(とくばいせーるでだれかにうりつけ)

特売セールで誰かに売りつけ

(ながいきしようとやさいをかじる)

長生きしようと野菜をかじる

(じんせいｇｏｅｓｏｎ)

人生GOES ON

(あいすることってあんがいむずかしい)

愛することって案外難しい

(ながいこといっしょにいるとかんじるよ)

長いこと一緒にいると感じるよ

(もちろんしあわせかんじたりもする)

もちろん幸せ感じたりもする

(でもひとりになってこっそりほっとする)

でも一人になってこっそりほっとする

(こどものころあこがれたこいは)

子供のころ憧れた恋は

(ひきにくになってれいとうぱっく)

ひき肉になって冷凍パック

(れいとうこのいちばんすみっこで)

冷凍庫の一番隅っこで

(かちかちになってねあせをかいてる)

カチカチになって寝汗をかいてる

(ほんねをいうってあんがいむずかしい)

本音を言うって案外難しい

(めんどくさいからあいづちうって)

めんどくさいから相づち打って

(おもたいわだいをながしていたら)

重たい話題を流していたら

(ほんとうのじぶんはどっかへきえた)

本当の自分はどっかへ消えた

(こどものころしんじてたおとなは)

子供のころ信じてた大人は

(かくしごとなんかひとつもなくて)

隠し事なんか一つも無くて

(まちがったことはぜんぶくちにして)

間違ったことは全部口にして

(かんじたことはぜんぶうたにして)

感じたことは全部歌にして

(つづけることってあんがいむずかしい)

続けることって案外難しい

(しょうじきしょっちゅうあきたりしてる)

正直しょっちゅう飽きたりしてる

(しぬまでせんどをたもっていたい)

死ぬまで鮮度を保っていたい

(くさったさかなのにおいはごめんだ)

腐った魚の匂いはごめんだ

(こどものころかんじてたひびは)

子供のころ感じてた日々は

(いまでもきっとどっかでおぼえてて)

今でもきっとどっかで覚えてて

(ときどきこころのまどからかおをだす)

時々心の窓から顔を出す

(たましいにしょうひきげんはないだろう)

たましいに消費期限はないだろう

(じんせいｇｏｅｓｏｎ)

人生GOES ON