どんなに好きでいても/はしっこは168せんち

(こうしゃのにしがわひがしずんでおれんじいろ)

校舎の西側　陽が沈んでオレンジ色

(いつものほうかごがみじかいきがする)

いつもの放課後が短い気がする

(ぼくらはなかにわしんろについてかたりあって)

僕らは中庭　進路について語り合って

(かいだんのびてゆくじぶんのそのかげながめた)

階段　伸びて行く自分のその影　眺めた

(もとめるみらいみつからなくてあせりはじめている)

求める未来見つからなくて　焦り始めている

(こころのぬけみちはどこにあるのだろう)

心の抜け道はどこにあるのだろう

(どんなにすきだとしたってどうにもならないかもね)

どんなに好きだとしたって　どうにもならないかもね

(おたがいのおたがいのじんせいがじんせいがすれちがってくたいみんぐ)

お互いの(お互いの)　人生が(人生が)　すれ違ってくタイミング

(とおくのだいがくへゆくきみのゆめをひていしない)

遠くの大学へ行く君の夢を否定しない

(いとしさはむねのおくくらすめいとのままでいる)

愛しさは胸の奥　クラスメイトのままでいる

(まどからもれてたあかりをだれかけしたらしい)

窓から漏れてた灯りを誰か消したらしい

(あたりがうすぐらくほんとのきもちみえない)

辺りが薄暗くホントの気持ち見えない

(やれることってなにかあるのか？じしんもなくなった)

やれることって何かあるのか？自信もなくなった

(おとなにせかされてこたえにこまってる)

大人に急かされて　答えに困ってる

(どんなにそばにいたくてもどうにもならないことだ)

どんなにそばにいたくても　どうにもならないことだ

(あたらしいあたらしいいっぽめをいっぽめをふみだそうとしてるのに)

新しい(新しい)　一歩目を(一歩目を)　踏み出そうとしてるのに･･･

(あなたのゆめってなに？ってふいにきみにきかれたとき)

あなたの夢って何？って　ふいに君に聞かれた時

(このままじゃだめだっていまさらながらおもったよ)

このままじゃダメだって今更ながら思ったよ

(ぼくはたちあがってそつぎょうまでに)

僕は立ち上がって(卒業までに)

(そらにほしをみつけたくなった)

空に星を見つけたくなった

(どんなにいまがせつなくてなみだがあふれそうでも)

どんなに今が切なくて　涙が溢れそうでも

(このいっしゅんこのいっしゅんきみのこときみのことおうえんしてあげたくなる)

この一瞬(この一瞬)　君のこと(君のこと)　応援してあげたくなる

(どんなにすきだとしたってどうにもならないかもね)

どんなに好きだとしたって　どうにもならないかもね

(おたがいのおたがいのじんせいがじんせいがすれちがってくたいみんぐ)

お互いの(お互いの)　人生が(人生が)　すれ違ってくタイミング

(とおくのだいがくへゆくきみのゆめをひていしない)

遠くの大学へ行く君の夢を否定しない

(いとしさはむねのおくくらすめいとのままでいる)

愛しさは胸の奥　クラスメイトのままでいる

(ゆうじょうだけのぼくでいる)

友情だけの僕でいる