正解　

(このさきにであうどんなともともわかちあえないひみつをともにした)

この先に出逢うどんな友とも　分かち合えない秘密を共にした

(それなのにたったひとことのごめんねだけやけにとおくていえなかったり)

それなのにたった一言の　「ごめんね」だけ やけに遠くて言えなかったり

(あしたもあうのになぜかぼくらはねむいめこすりよどおしばかばなし)

明日も会うのになぜか僕らは 眠い目こすり　夜通しバカ話

(あくるひあんのじょうつくえならべていねむりしておこられてるのにわらえてきて)

明くる日　案の定　机並べて 居眠りして　怒られてるのに笑えてきて

(りくつにあわないことをどれだけやれるかがせいしゅんだとでもどこかでぼくら)

理屈に合わないことを　どれだけやれるかが 青春だとでも　どこかで僕ら

(おもっていたのかな)

思っていたのかな

(あぁこたえがあるといばかりをおそわってきたよそのせいだろうか)

あぁ　答えがある問いばかりを 教わってきたよ　そのせいだろうか

(ぼくたちがしりたかったのはいつもせいかいなどまだぎんがにもない)

僕たちが知りたかったのは いつも正解などまだ銀河にもない

(いちばんたいせつなきみとなかなおりのしかた)

一番大切な君と仲直りの仕方

(だいすきなあのこのこころのふりむかせかた)

大好きなあの子の　心の振り向かせ方

(なにひとつみえないぼくらのみらいだから)

なに一つ見えない　僕らの未来だから

(こたえがすでにあるといなんかに)

答えがすでにある　問いなんかに

(ようなどはない)

用などはない

(これまでであったどんなともともちがうきみにみつけてもらった)

これまで出逢ったどんな友とも 違う君に　見つけてもらった

(じぶんをはじめてすきになれたのわかるはずないきみにわかるはずもないでしょう)

自分をはじめて好きになれたの 分るはずない　君に分るはずもないでしょう

(ならんであるけどどこかでおいつづけていたきみのせなかあしたからは)

並んで歩けど　どこかで追い続けていた 君の背中　明日からは

(もうそこにはない)

もうそこにはない

(あぁこたえがあるといばかりをおそわってきたよそのせいだろうか)

あぁ　答えがある問いばかりを 教わってきたよ　そのせいだろうか

(ぼくたちがしりたかったのはいつもせいかいなどおとなもしらない)

僕たちが知りたかったのは いつも正解など大人も知らない

(よろこびがあふれてとまらないよるのねむりかた)

喜びが溢れて止まらない　夜の眠り方

(くやしさでにじんだこころのきずのなおしかた)

悔しさで滲んだ　心の傷の治し方

(きずついたとものはげましかた)

傷ついた友の　励まし方

(あなたとはじめてどなりあったひ)

あなたとはじめて怒鳴りあった日

(あとできいたよきみはわらっていたと)

後で聞いたよ　君は笑っていたと

(おもいのつたえかたがわからないぼくのこころきみはむりやりこじあけたの)

想いの伝え方が分らない　僕の心 君は無理やりこじ開けたの

(あぁこたえがあるといばかりをおそわってきたよだけどあすからは)

あぁ　答えがある問いばかりを 教わってきたよ　だけど明日からは

(ぼくだけのせいかいをいざさがしにいくんだまたあうひまで)

僕だけの正解をいざ　探しに行くんだ また逢う日まで

(つぎのくうらんにあてはまることばをかきいれなさいここでのさいごのとい)

次の空欄に　当てはまる言葉を 書き入れなさい　ここでの最後の問い

(きみのいないあすからのひびを)

「君のいない　明日からの日々を

(ぼくはわたしはきっと)

僕は／私は　 きっと　□□□□□□□□□□□」

(せいげんじかんはあなたのこれからのじんせい)

制限時間は　あなたのこれからの人生

(かいとうようしはあなたのこれからのじんせい)

解答用紙は　あなたのこれからの人生

(こたえあわせのときにわたしはもういない)

答えあわせの　時に私はもういない

(だから)

だから

(さいてんきじゅんはあなたのこれからのじんせい)

採点基準は　あなたのこれからの人生

(よーい、はじめ)

「よーい、はじめ」