心が指す場所と口癖　そして君がついて来る

(すこしはやくめざめるかーてんをあければ)

少し早く目覚める　カーテンを開ければ

(しろいゆきにこごえるまどそんなきがしてたんだ)

白い雪に　凍える窓　そんな気がしてたんだ

(ゆうべのきみがいつもよりちかくとなりでねてる)

昨夜の君がいつもより近く　隣で寝てる

(「なにものぞまないよ、いまいじょうを。だからはなれないでね。」と)

「何も望まないよ、今以上を。だから離れないでね。」と

(そういうくせにみせるわがまま)

そういうくせに　みせるわがまま

(いつもきみがいわせたがる”あの”ことば)

いつも君が言わせたがる”あの”言葉

(でもぼくははずかしがってくちにはしない)

でも僕は恥ずかしがって　口にはしない

(ありきたりなことばふたりならそれもすてきさ)

ありきたりな言葉　二人ならそれも素敵さ

(じゃいっそねぇずっとくちぐせのことばになるように)

じゃいっそ　ねぇずっと　口癖の言葉になるように

(かいものにむちゅうのきみ「こっちのがにあうかな？」)

買い物に夢中の君　「こっちのが似合うかな？」

(まちにひとみうばわれあるく)

街に瞳奪われ　歩く

(すれちがうきれいなひと「あんなひとがすきなんでしょ！？」)

すれ違うきれいな人　「あんな人が好きなんでしょ！？」

(ってかってにすねてこころをかくす)

って　勝手にすねて　心を隠す

(わかりあえないでしょ？ことばなしじゃ)

分かり合えないでしょ？　言葉なしじゃ

(ときにはきかせてよさがすこたえをみつけたけど)

時には聞かせてよ　探す答えを見つけたけど

(「きれいなひとがすきなの？」ってきかれたら)

「綺麗な人が好きなの？」って聞かれたら

(そりゃやっぱきらいとはいえないけど)

そりゃやっぱ　嫌いとは言えないけど

(あのひとよりかんぺきじゃないところも)

あの人より　完璧じゃない所も

(なんでだろう？ほんとうにいとしくおもえるんだ)

何でだろう？　本当に愛しく思えるんだ

(めにみえるものよりたいせつなことがあるだろう？)

目に見える物より　大切なことがあるだろう？

(おなじものをおなじようにうつくしくおもえる)

同じ物を　同じように　美しく思える

(きみはときにそのあたりまえのことも)

君は時に　その当たり前のことも

(すこしわすれてみえなくなるけど)

少しわすれて　見えなくなるけど

(ときをこえてきみのだめなところも)

時を越えて　君の駄目なところも

(もうずっとほんとうに)

もうずっと　本当に

(あいしつづけるじしんがあるんだ)

愛し続ける自信があるんだ

(このことばもじゃいっそねぇずっとくちぐせのことばになるように)

この言葉も　じゃいっそ　ねぇずっと　口癖の言葉になるように