Clear Snow

(あとさきかんがえずまたかけだすきみ)

後先考えずまた駆け出す君

(そのせなかむちゅうでおいかけてはしる)

その背中夢中で追いかけて走る

(かぜがふく)

風が吹く

(かたにふれてとけていくこなゆきは)

肩に触れて溶けていく粉雪は

(きおくをそっとよびさますかぎ)

記憶をそっと呼び覚ます鍵

(ねえおぼえてるかい)

ねえ覚えてるかい？

(はじまりのあのひを)

はじまりのあの日を

(このきもちがなにかもわからないで)

この気持ちが何かも分からないで

(ぼくらじゆうだっただれよりも)

僕ら自由だった誰よりも

(かわらないきみにあいにいこう)

変わらない君に会いに行こう

(きおくのとびらいまあけて)

記憶の扉今開けて

(まぼろしだっていいからときをとめるように)

幻だっていいから時を止めるように

(まよいないきみのまなざしで)

迷いない君のまなざしで

(もういっかいぼくをみつめて)

もう一回僕を見つめて

(そらもかぜもくももあのひみたいに)

空も風も雲もあの日みたいに

(きょうだってはれていくから)

今日だって晴れて行くから

(めのまえはじょうねつにあふれていて)

目の前は情熱に溢れていて

(ぼくらまだそのつづきをはしっている)

僕らまだその続きを走っている

(かぜのなか)

風の中

(きみがふりむいてわらったそのいきも)

君が振り向いて笑ったその息も

(しろくてなんだかうれしくなる)

白くてなんだか嬉しくなる

(ねえわすれないから)

ねえ忘れないから

(はじまりのあのひも)

はじまりのあの日も

(これからきみとみるどんなけしきも)

これから君と見るどんな景色も

(ぼくのこころにきざまれて)

僕の心に刻まれて

(かわらないきみにあいにいこう)

変わらない君に会いに行こう

(きおくのとびらそのおくで)

記憶の扉その奥で

(ふかのうだっていいんだときをもどすように)

不可能だっていいんだ時を戻すように

(まよいなくきみのまなざしを)

迷いなく君のまなざしを

(こんどはぼくがみつめて)

今度は僕が見つめて

(そらもかぜもくももあのひみたいに)

空も風も雲もあの日みたいに

(なんかいもはれていくまで)

何回も晴れていくまで

(ゆきがまえばきみをおもう)

雪が舞えば君を思う

(さめないねつは)

冷めない熱は

(だれになにをいわれても)

誰に何を言われても

(すんだひとみのおくでともっている)

澄んだ瞳の奥で灯っている

(さあいこうぜぼくらはずっと)

さあ行こうぜ僕らはずっと

(おわらないゆめをきょうもみる)

終わらない夢を今日も見る

(かわらないきみがきょうもいる)

変わらない君が今日もいる

(とけないゆきのように)

溶けない雪のように

(おもいふりつもるよ)

想い降り積もるよ

(まよいないきみのまなざしで)

迷いない君のまなざしで

(もういっかいぼくをみつめて)

もう一回僕を見つめて

(そらもかぜもくももあのひみたいに)

空も風も雲もあの日みたいに

(きょうだってはれていくから)

今日だって晴れていくから